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大阪狭山ラポールFCは、チーム自体の歴史は古く、大阪狭山市内の少年団チームとしては最古参のひとつとなる。同市内や近隣の友好チームが集まり開催される大阪狭山市長杯では、2010年代はじめに4連覇を達成するなど好成績を納めていた。しかし、近年少子化の影響を受け、現在では30~40人程度の部員構成となっている。直近の卒団生の中に、セレッソガールズ所属の関口明日香がU-17代表米国遠征メンバーに選出され活躍している。

練習場所は、大阪狭山市立西小学校と第七小学校での活動を主とし、同市ふれあいスポーツ広場でも行っている。チームのモットーは、サッカーを通じて成長する喜びとチームワークの大切さを学び、自ら考え、行動できる、自立した選手の育成を目指すこととしている。練習は、ドリブルやリフティングなど通常メニューのほかに、チーム全体で鬼ごっこなどのゲームを取り入れ、学年関係なく楽しめる環境である。またチームOBの中高学生も自身の練習の合間を縫って顔を出し、選手達と共に楽しく汗を流している。

チームの近藤正和代表は、自身の息子が入団したのをきっかけにボランティアコーチとして関わることとなり、卒団後もチームに残り30年近くになる。「いろいろな学年を見てきたが、ここ数年のメンバーは集中力が続かないところがよくある。目先をいろいろと変えて、小学生年代の間は精神的な発達を促してあげたい」と自身の考えを話す。

主将・上村弥臣くんは、小学1年生の頃にサッカーを始め、トップ下を主に務める。スピードが持ち味としているが、最近見た動画から元イングランド代表のベッカムのハーフライン周辺からのロングシュートに感化され、キックの精度をあげるよう練習に励んでいる。また日本拳法も全国大会に出場するなど体幹もしっかりとしており、ポテンシャルを秘めている。また副将の秋田海志くんは、父が同チームの出身者ということで、同校の生徒ではないが、隣の堺市から参加している。チームNo.1のテクニックを武器にチームの攻撃の要となっている。将来的にもサッカーを続け、「ボールを持ったら相手に恐怖をあたえる選手」になるべく、日々練習に励んでいる。
チームInstagram:大阪狭山ラポールFC
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