
オープニングセレモニーで「スタート」の合図を笑顔で送った東京2020五輪日本代表の塩浦慎理選手、東京2020、パリ2024パラリンピック金メダリストの木村敬一選手、江東区観光キャラクター「コトミちゃん」(写真右から)
東京2020五輪・パラリンピックの競泳会場となった東京・江東区辰巳の東京アクアティクスセンターで「アクアスポーツフェスティバル」が13¥に行われ、東京2020、2024パリパラリンピックと2大会連続で金メダルを獲得した木村敬一選手(35)をはじめ、東京2020五輪に出場した塩浦慎理選手(33)らがスペシャルゲストとして登場した。

オープニングセレモニーでは東京都指定無形民俗文化財に指定されている木場木遣保存會木響會の〝木遣〟でイベントを盛り上げた
当日はメインやサブ、ダイビングプールを使い、直接指導する競泳スペシャルレッスンをはじめ、ブラインドスイミング体験や、11月に東京で初開催される「東京2025デフリンピック」のデフ水泳体験など、子どもから大人までが楽しめる様々な体験イベントが行われた。

〝オリンピアン〟塩浦慎理選手が直接指導を行う競泳スペシャルレッスンには多くの参加者が集まった
オープニングセレモニーで、東京2020五輪の水泳の日本代表として出場した塩浦選手は、アクアティクスセンターの感想を聞かれ「とにかく広くて、きれいで明るく、プールも深くて泳ぎやすいですね。大会での印象としては、無観客での開催で凄く泳ぎやすいプールですね」と、話した。

東京2020大会の競泳会場となったアクアティクスセンターのメインプールで直接指導を行った塩浦慎理選手
一方、自身初の金メダルを獲得したアクアティクスセンターに登場した木村選手は「一番の思い出としては初めて金メダルを獲ることができたプールなので、凄く思い出深いですし、一生忘れられない場所だと思っています。金メダルが決まった瞬間は、嬉しかったというより、ホッとしましたね。ずっと金メダルを獲りたくて頑張ってきたので、東京大会も1年延期となり、大会まで凄く時間がかかったので、やっと終わったなぁというのが正直な気持ちですね」と、東京2020大会を振り返っての感想を伝えた。

東京2020、パリ2024パラリンピック2大会連続で金メダルを獲得した木村敬一選手も自らデモンストレーションを披露したターン&ゴール時のタッピング体験も参加者に好評だった
木村選手はこの日来場した参加者たちに「とても素晴らしいアクアティクスセンターの全部のプールを使って、これほど大きなイベントができることが凄く貴重な機会なので、皆さん楽しんでください」と、笑顔でメッセージを送った。

木村敬一選手(写真前列左から2人目)はブラインドスイミング体験の参加者たちと終了後記念撮影を行った

塩浦選手、木村選手も参加して行われた競泳リレーには、アイドルグループ「私立恵比寿中学」の安本彩花、桜木心菜も駆けつけスターターを務めた
☆東京アクアティクスセンターは一般利用も行っており、詳しくは公式Webサイトをチェック!