ハロウィンデーとして開催された試合前に、仮装して登場した選手&ファンと記念撮影
バスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズンの第6節となる現在3位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同6位のしながわシティバスケットボールクラブ(以下、しながわ)とのGAME1が11月3日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、80―83の3点差で東京Uがしながわに敗れ、東京Uの連勝は3で止まった。
第1Qから豪快なシュートを放った東京Uの徳川慎之介
江東区、品川区と東京23区をホームとする両チームGAME1は、前半からシーソーゲームで両チーム共に一歩も譲らぬ戦いが繰り広げられた。
第1Qから昨季まで東京Uに在籍し、今季からしながわに移籍したマイケル・クレイグや、新規参入初年度に在籍していた東宏輝のシュートに苦しめられた東京U。しかし、小倉渓やリース・ヴァーグの3点シュートをはじめ、徳川慎之介、上田雅也の各4得点などを挙げ、第1Qは18-21と3点のリードを許した。
東京Uの小倉渓は途中出場ながら、この試合3本の3点シュートを決めて存在感を見せた
続く第2Qに入ると、東京Uは、しながわに5本の3点シュートを効果的に決められ、一時は最大で10点差をつけられる厳しい展開となった。しかし、ローカス・ガスティスが5得点、上田も同Q終了間際に3点シュートを決めるなど東京Uも意地を見せて、39―44の5点差をつけられて前半を折り返した。
東京Uの上田雅也は12得点を挙げる活躍を見せた
後半第3Qに入ると、東京Uはリース・ヴァーグ、上田、今林萌、小倉が各3点シュートを決め、主将・川島蓮のスティールで逆転に成功するものの、しながわを追い詰めることができず、60―63の3点差が中々追いきれない状況となり、試合は最終第4Qへ突入。
第3Qで一時、逆転となるスティールを決めた東京U主将・川島蓮
東京Uは、最終第4Qで、途中出場の長尾光輝が攻守に渡っての活躍を見せたが、試合終盤までしながわに逆転まで持ち込むことができず、しながわとのGAME1は80―83の3点差で東京Uが惜敗を喫した。
東京U最多の17得点を挙げる活躍を見せたローカス・ガスティス
2週間ぶりの試合となり、惜敗を喫した東京Uの橋爪純ヘッドコーチは試合後、冷静にしながわとのGAME1を振り返った。「本日も応援ありがとうございました。惜しくも負けてしまったんですけど、明日リベンジできるチャンスがあるので、しっかりと立て直します。今日はバイ・ウィーク明けということで、ちょっと入りが難しいなぁというのは予想していたんですが、試合、ゲーム感が中々つかめなくて、それが最後までズルズルといってしまったなと。もっと自分たちの時間帯を作って、明日しっかりと勝って、また次の試合に臨みたいと思いますので、応援宜しくお願いします」とコメントした。
試合後、冷静にしながわとのGAME1を振り返ると同時にGAME2でのリベンジをファンに誓った東京U・橋爪純ヘッドコーチ
続いて、選手を主将・川島蓮からは「応援ありがとうございました。負けてしまったんですけど、ヘッドコーチが言ったように明日リベンジできるチャンスがあるので、明日しっかりと勝って、1勝1敗で終わりたいと思います」と、ファンに対してのリベンジを誓った。
しながわとのGAME2も〝ハロウィンデー〟として開催する(写真は仮装して登場した東京Uマスコットのユナイト)
東京Uのホームでの次戦は、あす11月4日に有明アリーナ(サブ)で行われるしながわシティバスケットボールクラブとのGAME2(試合開始は12時)となる。