東京Uがこの試合21スティールを決める中、5スティールの活躍を見せた主将・川島蓮
バスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズンの第7節、暫定4位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同15位のトライフープ岡山(以下、岡山)とのGAME1が11月9日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、70―68の2点差で東京Uが岡山を破った。
東京Uの今林萌は2本の3点シュートを含む16得点を挙げて勝利に大きく貢献した
「BLUE DAY」として、東京U初となる3rdユニホームを着用しての試合。会場内は、東京Uのファンが着用した青色のユニホームやTシャツなどで青く染まる中、試合はティップオフ。
第1Qに3点シュートを含む7得点を挙げた東京Uの上田雅也
第1Qから両チームが得点を取り合う中、東京Uは上田雅也の3点シュートを含む7得点を挙げ、ディフェンスも岡山の粘りの攻撃を押さえて、23―21の僅差で第1Qを終了。
第2Q途中で出場し、得意の3点シュートを確実に決めた東京Uの小倉渓
第2Qに入りリードを広げたい東京Uは、岡山のディフェンスに苦しめられる展開を強いられ、東京Uは、リース・ヴァーグが4得点、途中出場の小倉渓が3点シュートを決めたものの、岡山に3本の3点シュートを決められて、37―43の6点差と逆転を許してハーフタイムに突入した。
ハーフタイムにコート上ではティラノザウルスレースが行われ、会場は大いに盛り上がった
第3Qに入り、東京Uのディフェンスが機能し、岡山を9得点に押さえ、東京Uの攻撃は今林萌が2本の3点を含む8得点、田口暖も3点シュートなどで逆転に成功し、55―52の3点差で試合は最終第4Qへ。
東京Uのローカス・ガスティスは攻守に活躍し、8得点を挙げた
第4Qは両チームが1点を争う熾烈な試合展開となった。東京Uは今林が3点シュートを含む5得点、長尾光輝も3点シュートを決めたが、岡山もゲーム後半に3本の3点シュートを決めるなど、試合終了間際まで目が離せない試合展開となったが、東京Uが何とか逃げ切り、70―68の2点差で勝利を手にした。
東京Uの長尾光輝はこの日も攻守で活躍を見せて8得点を挙げた
試合後、東京Uの橋爪純HD(ヘッドコーチ)は「本日も応援ありがとうございます。凄く前半ビハインドで、2Qの所は失速してしまって、3Qの後半は逆にこっちがエナジーを出して巻き返したんですけど、最後ちょっと追い付かれる展開でハラハラドキドキの展開だったんですけど、しっかりと勝ち切れたのが凄く大きかったかなと思うので、明日はもっとエナジーを出して、あと40分間戦っていきたいと思います」と、試合を振り返ると同時にGAME2への意気込みを伝えた。
第4Qの終盤にスティールを決めて、東京Uの勝利を確実にしたプレーでMVPに選ばれた主将・川島蓮
続いて、GAME1のMVPには、第4Q終盤で、チームの窮地を救うスティールを含む5スティールの活躍で東京Uの主将・川島蓮が選ばれた。「いやぁ、危なかったですね。勝ち切れて良かったなと思います。また、明日も試合がありますが、しっかりと勝って、明日はハラハラしない様にしっかりとやって、ちゃんと勝ち切って連勝を繋いでいきたいと思います」と、GAME2への意気込みを伝えた。
MVPに選ばれた東京Uの川島蓮は岡山とのGAME2への意気込みを伝えた
東京Uのホームでの次戦は、あす11月10日(日)に有明アリーナ(サブ)で岡山とのGEME2(15時試合開始)だ。