B3 東京Uが強敵・静岡に55ー66で敗れる
両チームの今季対戦成績は2勝2敗に!

強敵・静岡に東京Uがディフェンス面でチーム一丸のプレーで挑むも、オフェンスで苦戦を強いられる惜敗を喫する!

 

3点シュート5本を含む17得点を挙げる活躍でチームを鼓舞したマイケル・クレイグ

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)第16節となる東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(東京U)とベルテックス静岡(静岡)GAME2が29日、東京・江東区の有明アリーナ(サブ)で行われ、東京Uが静岡に55―66で破れ、今季の両チームの対戦はイーブンという結果となった。

 

2本の3点シュートを含む13得点を挙げ、前日に続き全力プレーで会場を沸かせた東宏輝

 

 前日(28日)の静岡とのGAME1は、東京Uのチーム一丸となってのディフェンスが機能して、静岡のオフェンスを53点に抑えて勝利を手にした。

 そして、GAME2でもディフェンスに力を入れ、東宏輝やマイケル・クレイグの3点シュートなどで前半までリードをしたが、後半になりミスが目立ち、14-23とリードを許す展開となった。

 第2Qは、両チームともディフェンスが機能し、拮抗した試合展開となり、9―8というロースコアの中、東京Uが1点を返し、前半戦を23―31の8点差でハーフタイムに突入する。

 

第4Qに4得点を挙げたフォファナ・ママドゥのシュート

 

 後半に入り、第3Qは両チームともにオフェンスが活発となり、東京Uはマイケル・クレイグの3本の3点シュートなどで、静岡に追いつき、リードする場面もあったが、42―52の10点差とリードを広げてしまった。

 最終の第4Qに入り、アンジェロ・チョル、フォファナ・ママドゥが各4得点を挙げるなど、逆転を目指したものの、流れを最後まで掴み切れず、強敵・静岡に惜しくも敗れる試合となった。

 

東京Uのベンチは会場のファンとともに、ワンチームとなって熱い応援を行った

 

 試合後、東京Uの早水将希ヘッドコーチは「ベルテックス静岡の選手、スタッフ、関係者、ファンの皆さん2日間ありがとうございました。プレーオフで会いましょう!TUBCファンの皆さん2日間ホームでの応援ありがとうございました。GAME2は昨日に引き続き、お互いディフェンスでの我慢合戦でした。その中でもウチは、オフェンスの足が止まり、攻め手に欠く状態が続いてしまいました。両日、ディフェンス面ではチームのプランを遂行できましたが、オフェンス面の課題が残るゲームとなりました。ただ、チームとしては前節の不戦敗(コロナ、怪我、コンディション不良が重なり棄権)からの隔離明けや怪我人が多い中でも、GAME1をもぎ取り2位のチームに1勝1敗、通算2勝2敗で得失点差+9で乗り切れた事、怪我人が出なかった事は良かった点ではないかと思います。しっかり修正し、次節(2月3、4日@八王子戦)でまた、ホームゲームがありますので準備していきたいと思います。そして今回は、MCの竹本タクシーさんが体調不良のため、急遽MCを務めていただいた高森てつさんには、感謝しています。チームのコンセプトの1つであるHELP ONE ANOTHER、誰かが上手くいかない時、困っている時にみんなで助け合う精神を体現していただきました。勝ち負けももちろん大切です!それと同じぐらいチーム、カルチャーを創る事が特に初年度のチームには大切だと考えています。まだまだ成長しますので引き続き一緒に創っていきましょう」と、コメントを寄せた。

 次節(第17節)は、ホーム有明アリーナ(サブ)で、2月3日(土)、4日(日)に東京八王子ビートレインズとの対戦だ。プレーオフに向けて、皆で東京Uを応援しよう!!

https://tubc.tokyo/

 

今回の静岡との2試合のアリーナMCは、体調不良の竹本タクシーさんの代打として急遽、川崎ブレイブサンダースのアリーナMCを務める高森てつさんが会場を盛り上げました

 

29日の試合前には東京UユースのU15チームと静岡のユースチームとの前座試合が行われ、両チーム選手たちと記念撮影を行った

 

両チームの選手たちは、プロ仕様のコートで熱い試合を繰り広げた(写真上下)