
男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)は、21日に行われた来年秋(2026―27シーズン)にスタートする「B.革新」のクラブライセンス判定結果記者会見で「B.リーグONE(B.ONE)」へ参入することが決定したと発表した。
今年で10年目を迎えたBリーグの仕組みがゼロから変わる「B.革新」は、B1(24クラブ)、B2(14クラブ)、B3(17クラブ)の41都道府県55クラブを大再編するもので、これまでの競技成績に基づいた昇格・降格の廃止、各ディビジョンへの参画への要件(平均入場者数、売上高、ホームアリーナ)を設けた。
来季(2026―27シーズン)からBリーグのカテゴリーは、従来のB1、B2から「BリーグPREMIER(B. PREMIER)」、「BリーグONE(B.ONE)」、「BリーグNEXT(B.NEXT)」と、新たなリーグ構造とし全体を引き上げる。
初年度となる2026-2シーズンのライセンスがすでに26クラブに交付されており、この日は同シーズンのライセンス&入会審査の結果が発表された。
Bリーグの島田慎二チェアマンは「すでに発表していますBリーグPREMIERの26クラブは勿論ですが、BリーグONE、BリーグNEXTのクラブが、B革命のキャスティングボードであるということで、2050年の感動立国、地方創生リーグになることを宣言している我々としては、このカテゴリーが本当に重要であるということで、このクラブの地域、皆さま に喜んでいただける様な未来、世界観を作っていきたいと改めて考えております」と、BリーグONE、BリーグNEXTの重要性につて話した。
【2026―27シーズンBリーグONE参入決定25チーム】
●ファイティングイーグルス名古屋
●熊本ヴォルターズ
●鹿児島レブナイズ
●青森ワッツ
●岩手ビッグブルズ
●山形ワイヴァンズ
●福島ファイヤーボンズ
●越谷アルファーズ
●さいたまブロンコス
●東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC)
●アースフレンズ東京Z
●立川ダイス
●東京八王子ビートレインズ
●横浜エクセレンス
●新潟アルビレックスBB
●福井ブローウィンズ
●岐阜スゥープス
●ベルテックス静岡
●バンビシャス奈良
●トライフープ岡山
●徳島ガンバロウズ
●香川ファイブアローズ
●愛媛オレンジバイキングス
●ライジングゼファー福岡
【2026―27シーズンBリーグNEXT参入決定3チーム】
●しながわシティバスケットボールクラブ
●ヴィアティン三重
●山口パッツファイブ
※湘南ユナイテッドBCの審査は10月30日に開催される臨時ライセンス判定理事会で継続審される。

Bリーグクラブライセンス判定発表会見後に行われた東京ユナイテッドBCの家本賢太郎社長はオンラインで参入決定報告&感謝の気持ちを伝えた
☆東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC)の2026―27シーズンからの「BリーグONE(B.ONE)」参入決定を受けて、家本賢太郎代表取締役社長が、ブースターやファン、パートナー・サポーティングカンパニーに向けて、参入決定報告と併せて、感謝の気持ちを伝えた。
「多くの方が関心をお寄せいただいておりましたこの発表に私自身も大変嬉しく、このメッセージを震えながら書いております。2026―27シーズンからの『B.革新』においてBリーグが新たなディビジョンの体系となるなか、TUBCはクラブとしてより多くの『MAKE:UNITED』(つながりを創る) を実現していくためにも、日本のバスケ界でさらに上を目指していきたいという強いを思いを持ち続けてまいりました。バスケを含めたスポーツが皆さまのコミュニケーションや新たな出会いのハブとなり、江東区・東京ベイエリアのまちにさらなる活気が生まれ、このまちこそが私たちの誇りであると思っていただける存在の一つにTUBCがありたいと思っています。そのためにも、BリーグONEへの参入は、極めて高いハードル・難しい挑戦でしたが、どうしても実現させなければならないと、私たちのホームタウンである江東区の皆さま、私たちのホームアリーナである有明アリーナの皆さまにもご協力をいただきながら取り組んでまいりました。まずはこの喜びと、日頃からから皆さまからのご協力に心から感謝し、ご報告申し上げます! GO GO UNITED!」

有明アリーナ(サブ)で21日に行われた立川ダイスとのホームゲーム試合終了後にも会場でも「BリーグONE」参入決定の報告を行った東京ユナイテッドBC家本賢太郎社長