B3・11連勝中の東京Uと8連勝中の岐阜が江戸川区でGAME1で対決!
東京Uが90ー73で岐阜を破り、連勝記録を12に伸ばす!!

東京Uホーム試合で今季、最初で最後の江戸川区開催!リース・ヴァーグ&今林萌がMVPに選ばれ、チームの12連勝に大きく貢献!!

 

東京Uの12連勝に大きく貢献した1人、今林萌の身体を張ったプレー

 

 バスケットボールBリーグ3部(B3)2024―25シーズンの第12節、現在3位(※)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と、同7位(※)の岐阜スゥープス(以下、岐阜)とのGAME1「相栄土地建物 Presents CHRISTMAS DAY」が12月14日、東京・江戸川区西葛西の江戸川区スポーツセンターで行われ、90―73の17点差で東京Uが岐阜を破り、連勝記録を12に伸ばした。

 

東京Uのホーム試合で今季最初で、最後となる江戸川区での2連戦

 

 東京Uのホーム試合で、今季最初で最後となる江戸川区での開催となった岐阜との2連戦。前節(第11節/9、10日)、有明アリーナ(サブ)でのホーム試合(vs東京八王子ビートレインズ戦)で連勝し、チーム最多となる連勝記録を「11」と伸ばした東京Uは、中3日での試合開催となった。前節で負傷者が出たK所ともあり9選手で戦った、東京Uだったが、長尾光輝も復帰し、現在8連勝中と絶好調の岐阜との対戦とあって、第1Qから熱い試合が期待された。

 

東京Uの応援を行うために、江戸川区スポーツセンターには多くのブルーラビッツのメンバーが駆け付けた

 

 連勝のチーム同士とあって、第1Q開始直後から1点を争う一進一退のゲーム展開となる中、東京Uはリース・ヴァーグが効果的な3点シュートを始めとする6得点を挙げたほか、今林萌も3点シュートを含む5得点を挙げたが、岐阜もディフェンスからの攻撃で効果的に得点を挙げ、19―23の4点差をつけられる展開で終了した。

 

第1Qから効果的な3点シュートを決める東京Uのリース・ヴァーグ

 

 続く、第2Qは東京Uも岐阜のディフェンスに苦しめられて我満を強いられる厳しい状況の中、第2Qもリース・ヴァーグが2本の3点シュートで6得点、ローカス・ガスティス、今林、長尾光輝、ブラ・ブサナ・グロリダが各4得点を挙げる活躍を見せて逆転し、43―39の4点差をつけて前半を終了した。

 

前節で欠場した東京Uの長尾光輝は元気にゲーム復帰し、2本の3点シュートを含む11得点を挙げる活躍を見せた

 

 ハーフタイムを挟み、後半第3Qに入ると、岐阜・卜部兼慎が開始早々3連続の3点シュートを決めたほか、6本の3点シュートを決まられ、苦戦を強いられた東京Uだったが、田口暖がスピードを活かした攻守のプレーで8得点を挙げたほか、ローカス・ガスティスが4得点を挙げるなど、第3Qは66―66の同点で連勝対決となった岐阜とのGAME1は第4Qでの決着となった。

 

東京Uのローカス・ガスティスはこの日も攻守で身体を張ったプレーで12得点を挙げる活躍を見せた

 

 第4Qに入り、東京Uの強度なディフェンスが冴え渡り、岐阜を3点シュートを含む7得点に抑える一方で、東京Uは今林が3点シュートを含む9得点、長尾、ブラが各3点シュートを決めるなど、相手のミスもあり、効果的な得点を挙げて、岐阜とのGAME1は90―73の17点差で東京Uが勝利し、チームの連勝記録を12と伸ばすと同時に、試合後に同リーグの順位で2位となった。

 

〝推し選手〟として岐阜とのGAME1で注目を集めた東京Uの今林萌は3本の3点シュートを含むチーム最多の21得点を挙げる活躍を見せた

 

 試合後、東京Uの橋爪純ヘッドコーチ(HD)は「本日も応援ありがとうございます。試合前から岐阜さんはプレッシャーをかけてくるし、全員がハッスルしてディフェンスのところをかなり守ってくるなど、うちのチームとスタイルが似ていて、お互いに我満の時間帯が続くかなと予想していました。案の定、第3Qまで一進一退のゲームで続いて、先に折れた方が離れるかと思ったんですけど、最後うちのチームが粘り強くできて、点差を話すことができて良かったです。(岐阜の卜部選手が3点シュートを24分の9の30得点を挙げたが)かなりシュートがあたっていて、そこをポイントで伝えていたんですけど、やはりズレを作ってしまう部分もあって、特に第3Qまでは27点とか取られていたイメージで、第4Qで相手も疲れてきていて、シュートをコップに打つことができなくて、そこがうちのチームとしては良かったと思います。(チームは12連勝となったが、あす行われる岐阜とのGAME2に向けて)明日も同じような展開になる可能性があると思いますが、しっかりと選手たちがハードに戦ってくれますので、また応援宜しくお願いします」と、我慢を強いられた岐阜とのGAME1を振り返ると共に、GAME2への意気込みを伝えた。

 

東京Uと似たスタイルのチームの岐阜とのGAME1を試合後に振り返る東京U・橋爪純ヘッドコーチ(HD)

 

 岐阜とのGAME1でMVPに選ばれたのは、東京Uのリース・ヴァーグと今林の2人だった。

 

岐阜とのGAME1のMVPに選ばれた東京Uのリース・ヴァーグ(写真右)と今林萌(写真左から2人目)

 

 リース・ヴァーグは前半で3本の3点シュートを決め、4リバウンド、3アシスト、1スティールの活躍を見せた。「今日は非常にタフなゲームとなりました。岐阜も凄くハードに戦っていて、最後までわからない試合でしたが、セカンドユニットだったり、サードユニットのメンバーがベンチから出て、ハードに戦った結果、こうした良い結果に繋がったと思います。(今日はリース選手らしい3点シュートが前半に3本決まったが)チームメートの皆がしっかりとオープンショットを作ってくれた結果、気持ち良いシュートを打てたので、明日も良いシュートが打てる様に頑張りたいです。遠い会場に関わらず、たくさんのお客様にお越しいただき本当にありがとうございます。明日も必死になって勝ちを取りにいきたいので、引き続き応援宜しくお願いします」と、MVPの喜びと共にGAME2への意気込みを話した。

 

MVPを獲得した東京Uのリース・ヴァーグ

 

 続いて、もう1人のMVPには、岐阜とのGAME1の〝推し選手〟であり、試合では3本の3点シュートを含むチームのポイントリーダーとして21得点を挙げて、チームの12連勝に大きく貢献した今林が選ばれた。

「嬉しいです。(我慢の時間帯が多い試合だったが)岐阜さんは凄く僕たちとスタイルが似ていて、ディフェンスもタフにやってくるというチームだと聞いていたので、折れた方が流れに飲まれるという話をしていたので、ディフェンスの所で先に折れない様に我満強くやっていました。(本日の試合で推し選手でしたが、自身のプレーを振り返って)出だしから凄いアグレッシブにディフェンスができましたし、自分の良さがリングにアタックするプレーがたくさんできたと思います。ただ、明日も岐阜さんがステップアップしてきて、今日よりも良いチームになってくると思いますので、そこをしっかりと跳ね返せる様に明日も頑張りたいと思います。(最後にファンへのメッセージを)今日もたくさんのご声援ありがとうございました。岐阜さんは凄いタフなチームですので、明日も凄い厳しい戦いになると思いますが、是非会場にお越しいただき、ご声援を宜しくお願いします」と、チームの12連勝を振り返ると共に、会場に駆け付けたファンにGAME2の更なる声援をお願いした。

 

岐阜とのGAME1でMVPに選ばれた東京Uの今林萌

 

 東京Uの次戦は、ある15日に江戸川区西葛西の江戸川区スポーツセンターで岐阜とのGAME2を行う。

(※順位は12月14日、GAME1開始時)

https://tubc.tokyo/