前日の悔しさを晴らすＧＡＭＥ２のＭＶＰは東京Ｕの東宏輝、古河ウェスリーが選ばれる！

 

東京Ｕが初めて中央区で行った年内最後のホーム試合終了後、ＭＶＰの東宏輝を中心にブースター＆ファンと記念撮影

 

　男子プロバスケットボールＢリーグ３部（Ｂ３）２０２５－２６シーズン第１３節、東京ユナイテッドバスケットボールクラブ（ＴＵＢＣ、以下＝東京Ｕ）と、しながわシティバスケットボールクラブ（以下、しながわ）とのホーム試合ＧＡＭＥ２が１２月２１日、東京・中央区日本橋浜町の中央区立総合スポーツセンターで行われ、９１―７６で東京Ｕがしながわを破り、連敗を４で止めると同時に年内最後のホーム試合を勝利で終わる事ができた。

 

東京Ｕの東宏輝はチーム最多となる２２得点を挙げる活躍を見せて勝利に大きく貢献した

 

　前日（２０日）行われたしながわとのＧＡＭＥ１は、両チーム全力を出し切り互角の勝負となる中、第４Ｑで勝負が決まらず５分間のオーバータイム（ＯＴ）での戦いとなり、東京Ｕは惜しくも７７―８８で敗れ、悔しい思いをした。

　２０２５年最後のホーム試合で、東京Ｕは前日に続き、リース・ヴァーグが欠場する中、選手、そして、ベンチが試合前から気合を入れ、ブースター〝ＢＬＵＥ ＲＡＢＢＩＴＳ〟やファンに勝利の贈り物をするために、エナジー全開で試合に挑んだ。

　東京Ｕのブラ・ブサナ・グロリダが前日に続き、リース・ヴァーグに代わり、スターティングメンバーとして出場し、第１Ｑから攻守で存在感のあるプレーで８得点を挙げたほか、東宏輝も６得点を挙げる一方で、しながわの攻撃を３本の３点シュートを決められたが１３得点に抑えて、第１Ｑを２５ー１３の１２点リードをつける幸先良いスタートを切った。

 

しながわとのＧＡＭＥ２もスターティングメンバーとして出場し、攻守に渡り活躍して１５得点を挙げた東京Ｕのブラ・ブサナ・グロリダ

 

　続く第２Ｑに入ると、しながわの攻撃のギアがあがり、４本の３点シュートなどで２５得点を挙げられ、東京Ｕも東宏輝が３点シュートを含む５得点、ハイデン・コヴァル、ブラ・ブサナ・グロリダ等が得点を重ねるが、しながわに得点差を詰められて、前半を４１－３８の３点差となった。

 

リース・ヴァーグが欠場する中、しながわとのＧＡＭＥ２でも高さを活かした攻守のプレーで１０得点を挙げた東京Ｕのハイデン・コヴァル

 

　ハーフタイムを挟み、後半第３Ｑに入ると、東京Ｕが年内最後のホーム試合勝利に向けて、再び強いエナジーを出しまくった。東宏輝が開始直後に、立て続けに２本の３点シュートを決めたほか、ケドリック・ストックマンＪｒもスピード感あふれるプレーで６得点を挙げる一方、ディフェンスもしながわの攻撃を抑えて、第３Ｑを６５ー５４とリードを１１点差と広げて、勝負は第４Ｑへ。

 

東京Ｕの攻撃の起点となり、しながわとのＧＡＭＥ２でもコート上をスピード感あふれるプレーで躍動した東京Ｕのケドリック・ストックマンＪｒ

 

　しながわとのＧＡＭＥ２は最終第４Ｑで、東京Ｕは古河ウェスリーが第３Ｑでのバスケットカウントを決めてから調子の波に乗り、２本の３点シュートを含む１０得点を挙げたほか、東宏輝も３点シュートを含む５得点を挙げて、第４Ｑで２６得点を挙げる。一方のしながわも試合終盤で、東京Ｕのミスにつけこみ得点差を積めたが、時すでに遅く、しながわとのＧＡＭＥ２は９１ー７６の１５点差をつけて、東京Ｕが勝利した。

 

東京Ｕの古河ウェスリーは第４Ｑに２本の３点シュートを含む１０得点を挙げる活躍で勝利に大きく貢献した

 

試合後、ＭＣの竹本タクシーが東京Ｕの橋爪純ヘッドコーチ（ＨＤ）にインタビューした。

 

ＭＣ竹本　今日は非常に入りからＴＵＢＣらしい修正力、そして、ゲームを進める事が出来ました。今日のゲームを振り返っていかがだったでしょうか？

 

橋爪ＨＤ　本日もご声援ありがとうございます。まず、年内最後のホームゲームを勝てて、凄くホッとしているっていうのが、正直な気持ちです。昨日、延長で悔しい負け方をして、今日は選手たちが最初からエナジーを出してくれて、２Ｑの所でちょっと一回落ちましたが、ハーフタイムで皆で、もう一回自分たちの流れが来るからって話をして、エナジーを出し切れたことが今日の勝因かなと思います。

 

ＭＣ竹本　ありがとうございます。さて、今日は第４Ｑの残り４分から少しミスが続いて、ちょっと点数を詰められましたが、いかがでしたでしょうか？

 

橋爪ＨＤ　外国籍のリースが出られない状況で、プレータイムの制限もある中で、ブラとコヴァルが長くなってしまうので、今日はレンとウェスも頑張ってくれたので、少し我慢しなきゃいけない部分もあって、そこは点数を見ながら、時間と点数を計算しながら最後は、どうやってクロージングしなくちゃいけないかなと考えていたので、ちょっとブラが退場してしまいましたが、そこは後悔する思いはありますが、チームで最後まで戦えたのは凄く良かったかなと思います。

 

ＭＣ竹本　ありがとうございます。さて、年内ラストのホームゲームを勝利で飾る事ができました。まだ、ゲームは続きますが、ファンの方に最後メッセージをお願いします。

 

橋爪ＨＤ　来週は立川さんとのアウェイゲームとなりますが、東京での開催となりますので、皆さんも脚を運びやすいかと思いますので、是非会場に来ていただいて、ご青援宜しくお願いします。

 

試合後に久しぶりに笑顔で東京Ｕを勝利に導いた橋爪純ヘッドコーチがインタビューに答えた

 

続いて、しながわとのＧＡＭＥ２のＭＶＰ選手が発表され、チーム最多の２２得点を挙げた東京Ｕの東宏輝、そして、バスケットカウントから３点シュートを勝負所で沈める活躍を見せた古河ウェスリーの２選手が選ばれた。

 

４本の３点シュートなどチーム最多の２２得点を挙げてＭＶＰを獲得した東京Ｕの東宏輝

 

ＭＣ竹本　年内最後のホームゲームを勝利で飾る事ができました。今の気持ちを聞かせてください。

 

東　本当に最高のご青援ありがとうございました。リースがいない中で、やっぱりウェスが良い所で活躍して、良い所で決めて、今日のＭＶＰはウェスでしょう。でも、皆がそれぞれ仕事をして掴んだ勝利だと思いますので、また来週、最後アウェイで２戦ありますけど、皆さん、もし時間が合えば、立川までお越しいただいて、一緒に勝って今年２０２５年を締めくくれる様にしましょう。来週お待ちしています。

 

東宏輝と共に、年内最後のホーム試合勝利に大きく貢献し、ＭＶＰを獲得した東京Ｕの古河ウェスリー

 

ＭＣ竹本　東選手には上手くまとめていただいたので、ウェス選手にたくさん話をゆっくりと聞いていきましょう。今日のＭＶＰウェス選手、ナイスプレーでした。今の気持ちを聞かせてください。

 

古河　メリークリスマス！

 

ＭＣ竹本　今の気持ちがメリークリスマスとは良いですね。全然答えになっていませんけど。今日はバスケットカウントから非常に自分の中でリズムに乗っていけることができたと思いますが、いかがでしょうか。

 

古河　そうですね、昨日負けて、凄い悔しい気持ちだったので、朝起きた時から本当にやってやろうと思って試合に挑めたことが、良い結果に繋がったと思います。

 

ＭＣ竹本　朝起きた時はＭＶＰを獲れるという直感はありましたか？

 

古河　ハイ、ありました。夢の中で獲っていました。

 

ＭＣ竹本　ウェス選手といえば、勿論その恵まれた体格、リバウンド、３点シュートも今日はたくさん決まりました。ご自身のプレーで今後皆さんにどんなプレーを見てほしいでしょうか？

 

古河　そうですね、自分の仕事は身体を張るっていう事が一番大事なので、そこは忘れずに開いたら自信をもってシュートを打ちます。

 

ＭＣ竹本　ありがとうございます。最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 

古河　年内あと２試合まだアウェイで試合がありますので、皆さんの応援が必要なので、応援宜しくお願いします。

 

東京Ｕの次戦は、１２月２７、２８日にアリーナ立川立飛で行われる立川ダイスとのアウェイ戦だ。年内最後に２試合を現地での応援、バスライ（バスケットＬＩＶＥ）での応援と皆で東京Ｕに熱い青援を送ろう！ＧＯ！ＧＯ！ＵＮＩＴＥＤ！！

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