川島は冷静沈着のプレーで3点シュートを100%決定する活躍を見せた
バスケットボールBリーグ3部(B3)第6節の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(東京U)と豊田合成スコーピオンズ(豊田合成S)の第2戦が13日、有明アリーナ(サブ)で行われ、チーム最多得点となる113―88で東京Uが豊田合成Sを破り、6連勝を達成した。
トライアウトでプロ契約を勝ち取った川島の活躍はチーム皆で応援している
豊田合成Sとの第1戦を東京U・東宏輝のキャリアハイとなる33得点の大活躍でチームは5連勝を記録したが、この日は新たなヒーローが誕生した。その名は川島蓮。今季B3リーグに新規参入した東京Uがシーズン前に行ったトライアウトで選手契約を勝ち取ったのが川島で、契約後に「プロキャリアをこのチームで始まられることを大変嬉しく思います」と、大学時代からの経験をプロで活かす選択をしたことが成果として表れた1日となった。
MVPの川島はこの日も、プレーの中でチームを鼓舞する3点シュート5本全てを100%ゴールした。「声援が力となりました。仲間と声援のおかげでMVPもらえました。2日間応援ありがとうございました」と、川島は感謝の言葉を伝えた。
川島はベンチでもチームの勝利のために全力応援を行っている
試合後、早水将希ヘッドコーチは「今節もたくさんの応援ありがとうございました。豊田合成スコーピオンズの選手、スタッフ、ファンの皆さん2日間ありがとうございました。GAME2も出だしからディフェンス、リバウンドの強度が高くしっかり先手を取る事ができました。GAME1の大勝からしっかり切り替えて、また新たなゲームという気持ちで入れたのが非常にチームとして良かったと思います。途中、向こうに流れが行きそうになる時間もブレずに、チームのスタイルを貫けた事が最終スコアに繋がっています。得点に関しては6選手が、2桁得点とバランス良くチームで点が取れたと思います。ディフェンスもオフェンスもチームで闘う事を体現できた2日間でした」と、川島を含むチームメンバー皆んなで6連勝した試合を振り返った。
次戦は、同リーグ首位のベルテックス静岡とアウェーでの2連戦。早水HCは「次節は首位のベルテックス静岡とのアウェイゲームとなります。しっかりこの6連勝の波に乗りつつも、しっかり足元を見て良い準備をして首位を倒しにいきます。引き続き応援よろしくお願いします」と、東京Uの連勝に向けてファンに熱いメッセージを送った。
東京Uを6連勝へ導いた早水HC次戦の首位を独走するV静岡戦に向けて熱い応援をお願いした
なお、同日の試合前には江東区内のミニバスチームの試合が行われ、有明アリーナのコートで熱いゲームが行われた。
東京Uの試合前に行った試合に参加した江東区ミニバスチームの子どもたち①
東京Uの試合前に行った試合に参加した江東区ミニバスチームの子どたち②
有明アリーナ(サブ)のコートで熱い試合を行う江東区のミニバスチームの子どもたち