20得点を挙げる活躍を見せた東京Uのアンジェロ・チョル
バスケットボールBリーグ3部(B3)第12節となる東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(東京U)と湘南ユナイテッドバスケットボールクラブ(湘南)のGAME2が24日、江東区の有明スポーツセンターで行われ、第4Qまで大接戦の末、73-76の3点差の僅差で東京Uが湘南に敗れ、ホーム連勝が9で止まった。
東京Uの副主将・上田雅也も攻守で活躍をみせ、20得点をあげた
今季、同リーグに新規参入した〝同期ダービー〟となった両チームのGAME2は、前日同様に攻守ともにアグレッシブな展開となり、第1Qは22-22のイーブンでスタート。第2Qは湘南の厳しいオフェンスに対して、東京Uのミスが目立ち、13-20と7点のリードを許し、前半戦を35-42と苦しい展開を強いられた。
ハーフタイムを挟み、後半の第3Qは東京Uの攻守のバランスが整い、アンジェロ・チョル、マーカス・ダブ、上田雅也が各4得点を挙げる活躍をみせ、53-53と再度ゲームをイーブンにさせた。
試合後、来場者に感謝の気持ちを伝える東京Uの選手たち
しかし、第4Qで再度、東京Uのミスが目立つ中、湘南が平良の3点シュートが決まるなど随所で要所要所で得点を確実に重ねて、試合は73-76の3点差の僅差で東京は勝利を逃した。
試合後、悔しい気持ちと次戦に向けての意気込みを伝えた東京U・早水将希ヘッドコーチ
試合後、早水将希ヘッドコーチは「まずは湘南ユナイテッドの選手、スタッフ、関係者、ファンの皆さん、2日間ありがとうございました。今節はこの2試合しかない中で、最後勝ちきれなかったのが凄く残念なんですが、最後のビッグショットを決めたのも湘南さんですし、その前に取らなくてはいけない所で取ったのも湘南さんの力だと思います。最後のビッグショットを決められる前にコーチとして、色々ともっと手があったのではという反省はあります。選手たちは頑張ってくれましたし、タフな状況の中、12月の試合を戦ってくれたと思います。今日で2022年の試合は終わりますが、この負けを糧にして来年頭から突っ走て、行きたいと思いますので、引き続き応援を宜しくお願いします。来年成長した姿を見せての活躍をファンに誓った。
東京Uの次戦カードは、豊田合成スコーピオンズとの2連戦(1月7、8日=甚目寺総合体育館)で、ホームでの試合は14、15日に有明アリーナ(メインアリーナ)で行われる金沢武士団戦となる。