
立川とのGAME2に敗れはしたものの3本の3点シュートを含む21得点を挙げる活躍を見せた東京Uのリース・ヴァーグ
男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)2025-26シーズン第4節、東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と立川ダイス(以下、立川)とのホームゲーム「THE DAY presented by マリモクラフト」GAME2が10月21日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、90―97で東京Uが立川に敗れて連敗を喫し、ホームゲームでの初白星を手にすることができなかった。

前日に続き、会場には約350人のブースター&ファンが来場。東京Uの応援に合わせて、一緒に盛り上がった
立川とのGAME2が行われたこの日、Bリーグが来年秋(2026―27シーズン)からスタートさせる「B.革新」の新たな各カテゴリーのクラブライセンス判定結果発表があり、東京Uは「BリーグONE(B.ONE)」への参入が決定した特別な日となった。

立川とのGAME1から戦列に復帰した東京Uのブラ・ブサナ・グロリダは3本の3点シュートを含む13得点を挙げた
前日(20日)行われた立川とのGAME1で、チーム創設メンバーで開幕前のケガで欠場していたブラ・ブサナ・グロリダ(以下、ブラ)が復活したほか、同じくケガからの復帰後、ホームゲームに初出場したケドリック・ストックマンJr(以下、KJ)も出場し、東京Uは今季ホームでの初白星を目指したが、第4Qで立川に逆転を許し、89―90の1点差で惜敗を喫し、GAME2でのリベンジを目指した。
この日も、平日夜の試合開催となったが、両チームのブースターやファン348人が来場した。

有明でのホームゲームに前夜から出場する東京Uの〝KJ〟ことケドリック・ストックマンJrはこの日も躍動した
前日の白熱したGAME1同様に、第1Qから東京Uはリース・ヴァーグが3点シュートを含む5得点、KJも5得点など20得点を挙げたが、立川も効果的な3点シュート4本を含む24得点を挙げて、4点のリードを許した。

東京U主将・田口暖はスピード感あふれるプレーで魅了した
続く、第2Qに入ると東京Uのディフェンスも頑張り、立川が得意とする3点シュートを1本に押さえて17得点とし、東京Uはリース・ヴァーグが3点シュートを含む7得点のほか、主将・田口暖、ブラ、東宏輝、KJが各3点シュートを決めて、23得点を挙げて、3点差まで詰め寄った。

東京Uの東宏輝はこの日も身体を張ったプレーと13得点を挙げる活躍を見せた
ハーフタイムを挟み、第3Qに入ると、再び両チームが一進一退の手に汗握る得点の取り合いとなり、立川が4本の3点シュートを含む27得点、東京Uもブラが2本の3点シュートを含む8得点、東宏輝が3点シュートを含む5得点を挙げて24得点を挙げ、67―68の1点差まで立川に猛追した。

東京U副主将・川島蓮も着実にゴールを決めて12得点を挙げた
勝負の第4Qに入ると、東京Uの副主将・川島蓮が10得点、リース・ヴァーグも3得点を含む5得点を挙げ23得点を挙げたが、立川が得意とする5本の3点シュートなど29得点を挙げ、試合終了まで東京Uがホーム初白星に向けて奮闘したものの立川を追い詰めることができず、GAME2は90―97の7点差で敗れた。

ホームでの初白星をブースター&ファンの前で見せられず悔しい表情で試合を振り返った
試合後、東京Uの橋爪純ヘッドコーチ(HD)が立川とのGAME1を終えて、試合を振り返った。
MC竹本ーー昨日に引き続いて、非常に第4Qまでわからない試合となりました。今日の試合を振り返っていかがだったでしょうか。
橋爪HDーーまずは平日にも関わらず、ご青援いただき、ありがとうございます。昨日に引き続いて、凄くクロスゲームの展開で、最後までわからない展開だったんですけど、自分たちの力不足で、最後は相手の方が一歩リードしてしまい、悔しい2連敗だなと思います。
MC竹本ーーさて、非常にこの2日間良い所もたくさんありましたし、悪い所もたくさん課題がありました。決める時に決めるフリースロー、第4Qに入って相手の3点シュートの確立が非常に上がって、そのあたりも今後の我々も勉強になったかと思いますがいかがでしょうか。
橋爪HDーーまだ、シーズンの序盤でチームとして噛み合ってない部分がまだまだあって、これをシーズン通して修正していく所が僕らがやるべきことなので、新しい課題が見つかって、それをどうクリアしていくかってことが今後の課題かなと思いますし、昨日も言いましたがKJであったり、ブラが戻ってきて、少しずつチームとしてカタチにしていかなくてはいけない所なので、開幕はしていますが、まだ僕らはスタートが少し遅れているので、早くチームとしてフィットしてTUBCらしいバスケットにまた持っていける様に、日々練習をしていきたいなtお思います。
MC竹本ーー今日は日本人選手のアタックもたくさんありました。そこは評価すべき所ではないでしょうか。
橋爪HDーー昨季と違って、またメンバーが変わって、アタックするメンバーや、攻撃の起点になるメンバーも変わってきているのがありますし、個人個人にも課題として何をしてほしいってことを伝えているので、少しずつ失敗しながらも彼らがチャレンジしているのかなって思うので、その部分と去年から継続してやっていける部分とそこが上手く融合していけば、チームとしてもう一つ、二つ上にいけるのかなと思います。
MC竹本ーー今節は平日にも関わらず、昨日と今日たくさんのお客さんが応援に駆けつけてくれました。最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
橋爪HDーー2日間、平日にも関わらず脚を運んでいただき、ありがとうございます。来週もまた月、火曜と平日、また火曜が昼間の試合となりますので、応援に来れるBLUE RABBITSの皆さんは少ないかもしれませんが、会場に来てご青援宜しくお願いします。

試合終了後、東京Uのブースター&ファンに来季(2026-27シーズン)の「B.リーグONE」参入決定を報告した家本賢太郎社長
東京Uの次戦(第5節)は、10月27日(試合開始19時)、28日(同・14時)に有明アリーナ(サブ)で行われる徳島ガンバロウズとのホームゲーム。再び、平日の開催となるが、両日ともに「ハロウィンデー」として開催され、毎年恒例となった選手たちのコスプレ姿をお楽しみに!是非とも職場や学校の仲間も誘って、有明アリーナに行って東京Uに青援を送りに行こう!!