
東京Uのケドリック・ストックマンJrは2本の3点シュートを含む14得点を挙げる活躍を見せた
男子プロバスケットボールBリーグ3部(B3)2025-26シーズン第11節、東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(TUBC、以下=東京U)と山口パッツファイブ(以下、山口)とのホーム試合GAME2が12月7日、東京・江東区有明の有明アリーナ(サブ)で行われ、66―71の5点差で東京Uが山口に敗れた。

山口とのホーム試合GAME2でも東京Uのマスコット・ユナイトは〝ブルーサンタ〟として会場を盛り上げた
東京Uは、前日(6日)行われた山口とのGAME1に勝利し、今季ホーム試合で初の連勝となり、3連勝の期待がかかったGAME2だったが、山口の攻守の粘り強さに残念ながら苦杯を喫してしまった。

東京Uのリース・ヴァーグが第1Qに最初の3点シュートを挙げるなど11得点を挙げる活躍を見せた
東京Uのリース・ヴァーグ、ケドリック・ストックマンJrが各3点シュートを決めて幸先良いスタートを切ったものの山口も着実に得点を重ねて、18―24と6点のリードを与える展開で第1Qをスタートした。

東京Uの東宏輝は最終第4Qで3本の3点シュートを挙げる活躍を見せた
続く第2Q、山口は3本の3点シュートなどで効果的に21得点を挙げる一方で、東京Uは山口のディフェンスに苦戦を強いられ、ケドリック・ストックマンJr、ブラ・ブサナ・グロリダ、東宏輝等がシュートを決めるが7得点しか挙げられず、25―45とリードを20点差に広げられて厳しい試合展開の中で前半を終了した。

前試合からサポートスタッフ登録をされた東京Uの宮田諭GMは幾度となくベンチで選手たちを鼓舞するアドバイスを送った
ホーム試合、年内最後の有明アリーナでの試合を絶対に負けられない東京Uはハーフタイムを挟み、後半にエナジーを出して反撃を開始。山口の攻撃を18得点に抑えた東京Uは、ケドリック・ストックマンJrが3点シュートを含む5得点、川島蓮、ハイデン・コヴァルが4得点を挙げるなど、第3Qで23得点を挙げ、48―63の15点差まで点差を詰めた。

東京Uのハイデン・コヴァルはこの日も高さを活かした攻撃で10得点を挙げた
そして、最終第4Qに入ると、東京Uはさらに攻撃のギアを上げ、東宏輝が3本の3点シュートなどで追い上げ、山口の攻撃を8得点とディフェンスが機能して、一時は3点差まで追い詰めたものの時すでに遅く、山口とのGAME2を66―71の5点差で悔しい敗戦を喫した。

相手のファールに対して血相を変えて声をあげる東京U副主将の川島蓮
試合後、代役アリーナMCの中川典が東京Uの橋爪純ヘッドコーチ(HD)にインタビューした。
MC中川典 前半は少し重たい立ち上がりから入って、最終第4Qで追い付こうかという所でしたが、今一歩届かない展開となりました。今日の試合を振り返っていかがでしたでしょうか?
橋爪HD 本日もご声援ありがとうございます。前半の所はかなり重く入ってしまって、ソフトなディフェンスが続いてしまって、それがビハインドになって、それが後半の所で少しエナジーを出してきたのですが、ちょっとそこが追い付ける点差ではなかったので、勝つチャンスも最後あったと思いますが、そこでちょっと慌ててしまって、最後は良いカタチで終われなかったので、そこが今日の敗因かなと思います。
MC中川典 続いて、次節に向けての意気込みや応援してくださるブースター〝BLUE RABBITS〟やファンに対してメッセージをお願いします。
橋爪HD 本当にホームで勝てないし、アウェイでも勝てない試合が続いていて、自分たちらしい試合ができていなくて、本当に凄く申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕自身もそうですし、選手たちも凄く感じていると思いますので、もう1回気持ちを改めて、次のアウェイでの試合、今月は東京での試合が続きますので、皆さん是非会場に脚を運んでいただいて、ご青援していただけると選手たちも頑張れますので、応援宜しくお願いします。

ホーム試合で中々勝ち星を増やせられない状況で次節へのリベンジを誓った東京Uの橋爪HD
東京Uの次戦は、八王子ビートレインズとのアウェイ2連戦(12月12、13日@エスフォルタアリーナ)だ。
中々、調子の波に乗れない東京Uだが、選手たちに現地、そして、バスケットLIVEで青援送ろう!!