初優勝した荒川侑奈選手のティーショット
TOP CONNECT(本社・東京都中央区)が主催する「ピップ presents 第11回TOP CONNECTレディース」(賞金・賞品総額1000万円)が3月29日、茨城・阿見町のイーグルポイントGC(6624ヤード、パー72)で行われ、5バーディー、ノーボギーの67で、荒川侑奈選手(27)が初優勝し、賞金50万円を含む賞金賞品総額110万円が贈られた。
開会式後に出場者全員で記念撮影を行った
プロを目指す女子選手たちに活躍の場を提供することを目的に約3半前に初開催され、今大会には過去最多となる88選手が出場し、男子プロ5人と協賛スポンサー34人のプレイヤーとラウンドを行った。
特別協賛社ピップの松浦由治社長(写真左)、久保田達之助取締役から賞金50万円のボードが贈呈された荒川侑奈選手
優勝した荒川選手は、昨年行われたJLPGAのプロテストで46位となり不合格となった。しかし、台湾ツアーの出場権を決めるQTでトップ通過を果たし、今季から台湾に参戦中だ。
優勝という結果に対して荒川選手は「TOP CONNECTレディースは何度か出場していますが、これまで3位が最高だったので嬉しいです。難しいセッティングの中で、良いゴルフができたかと思います。今年は台湾ツアーに出場する予定で、開幕戦も出てきました。台湾と日本の試合に出場すると思いますが、一つでも多くの良い報告ができるように、頑張ります。台湾ツアーは世界ランキングがあるので、上位に入って、日本のツアーにも出られるように台湾でも活躍したいです」と、台湾を主戦場にしながら、今年のJLPGAプロテストでの雪辱を果たすという。
表彰式で優勝の喜びを伝える荒川侑奈選手
表彰式の最後に、大会主催社のTOP CONNECTの内田雅章社長から、次回の第12回大会を6月1日に千葉・市原市のゴルフ5カントリーオークビレッヂで開催(特別協賛・ダイアナ)することを発表した。
表彰式の最後に、次回の第12回大会(特別協賛・ダイアナ)を6月1日にゴルフ5カントリーオークビレッヂで開催することを発表した主催者のTOP CONNECT代表取締役社長内田雅章氏
開会式であいさつを行った特別協賛社・ピップ株式会社 代表取締役社長 松浦由治氏
開会式であいさつを行った特別協賛社・ピップ株式会社 取締役 久保田達之助氏
今回も最高のコンディションにコースをセッティングしたと話すイーグルポイントGC 代表取締役社長 平野岳史氏
TOP CONNECT㈱代表取締役社長 内田雅章 氏のティーショット
主催者のTOP CONNECT㈱代表取締役社長 内田雅章 氏
「未来の女子ゴルファーのために、様々な環境の変化があったとしても、TOP CONNECTレディースはやり続けます。毎回参加女子ゴルファーが増えていくことは、満足度が高かったという証だと信じております。
一社でも多くの企業様にご協賛をお願いし、女子ゴルファーの皆さんがたくさんの賞品を持ち帰り、嬉しかったと思って頂けるよう、大会の環境づくりには引き続き、力を入れていきます。本番と同じコースセッティングで、実践さながらの機会を提供いたします。」
ピップ㈱代表取締役社長 松浦由治 氏のティーショット
特別協賛社:ピップ㈱代表取締役社長 松浦由治 氏
「ゴルフはコロナ禍を経て、より若い女性に人気の高いスポーツになってきたと考えています。そして当社の扱うスリムウォークは、スポーツの前後に履いていただくことで脚の引き締めが叶うだけでなく、身体の心地よさを感じられる商品となっています。ぜひ選手の皆さまに商品を使っていただくことで、スリムウォークの魅力をもっと拡散していただけたら嬉しいです。本日は天候にも恵まれた貴重な機会なので、ぜひスコア更新を目指して頑張ります!」
ピップ㈱取締役 久保田達之助 氏のティーショット
特別協賛社:ピップ㈱取締役 久保田達之助 氏
「女子プロの方々にもっと活躍の機会を与えたい、という理念に非常に共感し、本大会に参加させていただきました。また当社の商品であるスリムウォークは、室内のみならずゴルフを含めスポーツとも親和性の高いものです。ぜひ参加される選手の皆様に、スリムウォークの良さをもっと知ってもらい、多くの女性に広めていただけたら幸いです。そして今回は冠スポンサーとしての出場となるため、より一層ゴルフを楽しんでいけたらと思います。」
㈱アデランス 代表取締役社長 津村 佳宏 氏のティーショット
協賛社:㈱アデランス 代表取締役社長 津村 佳宏 氏
「本大会には、コロナ禍での開催だった第1回から参加をしております。女子ゴルファーの皆さんの力になりたいという想いに私自身も共感をし、今回も開催を楽しみにしていました。まずは実際に競技される選手の皆さんを精一杯サポートし、存分に力を発揮していただければと思います。また私自身も前回の課題を振り返り、スコア更新を目指していきたいです。」
㈱FCEプロセス&テクノロジー 代表取締役 永田純一郎 氏のティーショット
協賛社:㈱FCEプロセス&テクノロジー 代表取締役 永田純一郎 氏
「TOP CONNECTの内田社長とのご縁があり、参加いたしました。弊社、昨年IPO上場したばっかりなんですが、今回改めて色んな企業との交流を深めることや、社会貢献として頑張っている人を応援したいというところから協賛いたしました。グループ全体で教育も行っていますので、チャレンジする皆さまを全力で応援させて頂きます。本日は、できることを精一杯頑張ります!」
GMO NIKKO㈱代表取締役社長 佐久間 勇 氏のティーショット
協賛社:GMO NIKKO㈱代表取締役社長 佐久間 勇 氏
「本大会は経営者の方々との交流ももちろんですが、それ以上にゴルフ業界の発展について大変興味を持っており、本日も参加を楽しみにしてきました。また私自身も長年ゴルフが好きで、日々レッスンに通いながらチャレンジをしています。まだまだボールコントロールの精度など課題が多くありますが、本大会では自分史上No.1を目指して、全力で頑張りたいと思います。」
ジェイフロンティア㈱社外取締役 伊藤史哉 氏のティーショット
協賛社:ジェイフロンティア㈱社外取締役 伊藤史哉 氏
「当社は『SOKUYAKU』というオンライン診療サービスを展開しています。ぜひゴルフ業界においても、当社サービスの認知度拡大を目指したいという想いで、今回大会に参加させていただきました。また私自身ゴルフが好きで、普段から練習に取り組んでいます。ただ、ここまでレベルの高い選手とプレーをする機会はないので、本大会を非常に楽しみにしておりました。ぜひ皆さんと楽しみながら、精一杯頑張りたいと思います。」
CRGホールディングス㈱代表取締役社長 古澤孝 氏のティーショット
協賛社:CRGホールディングス㈱代表取締役社長 古澤孝 氏
「弊社もアマチュアのゴルフ選手を応援しているので、プロゴルファーを目指して頑張っている人たちを支援したいという気持ちで、今回の大会に協賛させて頂きました。本日を迎えるまで、パターとアプローチの練習をしてきましたので、参加されている女子ゴルファーの皆様の邪魔にならないように、自分なりの実力で頑張っていきたいと思います。」
協賛社:㈱ダイアナ 取締役執行役員 コーポレートブランド戦略部 部長 小野由加子氏、
社長室長 兼 ㈱Dサクセッションパートナーズ 代表取締役社長 高畑公志氏(写真右から)
「ダイアナは、スポーツ系の社会貢献として頑張る女の子たちをサポートしています。プロを目指す女子ゴルファーを応援させて頂きたくて、次回冠スポンサーをやらせて頂きます。弊社は、3Dボディスキャナーを使い、補正下着を作ったり、サプリメントでバランスのいい食事をサポートしたりしています。次回はブース出展も行い、頑張る女の子たちのために、バランス、体幹、食生活など、色んな面からサポートさせて頂きます。」
特別協賛社ブース:ピップ
「ピップの商品はお客様の健康を応援しています。血行促進を行う磁器のピップエレキバンを始め、スポーツのサポートを行うスリムウォークがございます。本日は、ゴルフをされる皆様の健康を更にサポートしたいということで出展させて頂きました。今回、ゴルフに向くスリムウォークの訴求を強化していきたいと思っているので、選手の方にも履いて頂いています。実際の着用感やどんな良いことがあったのか等、お伺いしたいと思っています。」
協賛社ブース:Vixen
「当社は天体望遠鏡メーカーで、3年前にレーザー距離計でゴルフ業界へ参入しました。そしてこの業界にもっと距離計を広めていくために、今回参加させていただきました。当社の距離計はレンズの明るさに加え、測距の速さが特徴です。そのためストレスなく距離を測ることができ、ゴルフ業界の皆さまにも非常に魅力的な商品となることを自負しております。ぜひ選手の皆さまが日頃の成果を存分に発揮できるよう、応援しています!」
女子優勝の荒川侑奈選手
「何度か本大会には出場していたのですが、毎回優勝まであと一歩という結果だったんです。なので、今回は「絶対に優勝する」と意気込んで試合に望んでいましたし、実際に優勝が決まった時は心の底から嬉しかったです。冬に海外での合宿生活をしていたのですが、そこで蓄積していった実力を最大限に発揮した結果が、今回の優勝だったと実感しています。」
「私のゴルフは、バーディーをたくさん取っていくスタイルでプレーをしています。今日も常にショットをバーディーチャンスに繋げられたので、最多バーディ賞という結果に結びついたと思います。現在、台湾ツアーを控えているので、大会に向けて体づくりをメインにしたトレーニングとショートゲームの練習を多くやって、どの大会でもいい結果を出して、優勝できるようにしていきたいです。」
吉桑晴美選手のティーショット
惜しくも女子準優勝となった吉桑晴美選手
「前半は、スタートして3ホールをバーディー3つ連続という良い調子で周れたんですが、後半でショットをチャンスにつける回数を落としてしまい伸ばせなかったです。優勝を狙っていたので、今もの凄く悔しいです。次回の大会に向けて、パターのイメージを最初から最後まで一定にできるよう練習します。そして、1ラウンド通して安定したプレーができるようになっていきたいと思います。」
金城和歌奈選手のティーショット
女子3位となった金城和歌奈選手
「率直に3位に入れて嬉しいです。正直、今日のゴルフはそんなに良くはなかったんですけど、周りの雰囲気が良くて気持ちよくプレーができました。一緒の組にいたアマチュアの方を始め、女子ゴルファーの方々も感じが良く、チームで楽しく周れたことが良い結果に繋がったのかなと思います。今後は、より楽しくプレーができるよう、自分の課題と向き合って、成長していきたいと思います。」
優勝した荒川選手と最多バーディー賞(5バーディー)を獲得した中島萌絵選手
最多バーディー賞を獲得した中島萌絵選手
「今回バーディーを5つ取れたのですが、そのうちの4つはショットで決まったバーディでした。特にトラブルショットの時、冷静に状況判断をしてバーディーに繋げられたのが今回1番の成果でしたね。ただ、プレッシャーがかかるロケーションになった時、普段通りの安定したショットが打てなかったことは引き続き今後の課題です。次回もバーディ賞を狙いつつ、今回よりもさらに高スコアを目指していきたいです。」
平本世中選手のティーショット
男子プロゴルファー部門で優勝した平本世中選手
「今回初めてイーグルポイントをまわったのですが、次回の試合に繋がるとても良い練習になったと感じています。また本大会自体も初参加だったのですが、選手も経営者も皆さん活気溢れる方ばかりで、たくさんの刺激を受けた1日でした。また優勝という結果も率直に嬉しいですね(笑)。今回の結果でまた新たに自分自身弾みをつけ、次回以降の大会でも良い結果を残せるよう頑張っていきたいです。」
遠藤璃乃選手のティーショット
「UTTA」ベストドレッサー賞を受賞した遠藤璃乃選手
「今日は桜をイメージしたピンクのニットを着ているのですが、とても春らしくてお気に入りのウェアだったんです。なので、ベストドレッサー賞をいただけて非常に嬉しかったですし、大変光栄に感じました。普段もなるべく目立つように、ウェア選びにはこだわっています。次はファッションだけでなく、しっかりとゴルフのスコアで賞をいただけるように、今回の改善点を活かして頑張っていきたいです。」
宮崎千瑛選手のティーショット
ベストドレッサー賞(飛衛門)を受賞した宮崎千瑛選手
「このような可愛いいゴルフウェアを頂けて、とても嬉しいです。いつもゴルフをする際には、普段着ているファッションよりも、なるべく派手な服を着ます。また、目立つような派手さだけではなく、機能性も兼ね備えた動きやすい服を選ぶようにしています。次回はもっと多くの景品を頂けるよう、優勝目指して頑張ります。」
協賛社(アマチュア部門)で優勝した古澤孝氏
「今回のアマチュア優勝は想定通りの結果だったのでは、と思います(笑)。プレー全体を振り返っても、非常にメリハリのあるプレーができたと実感しています。ただ今回グロス順位だと2位という結果に終わってしまったので、次はグロス1位を目標に頑張りたいと思います。また今回プロ選手からワンポイントアドバイスを頂けたので、次回に向けて実践練習に励んでいきたいです。」