初優勝した畠田瑠(写真中央)を祝福する協賛スポンサー
TOP CONNECT(本社・東京都中央区)が主催する「大東建託presents 第20回TOP CONNECTレディ―ス(賞金・賞品総額約1000万円)が6日、千葉・市原市のゴルフ5カントリーオークビレッヂ(6465ヤード、パー72)で行われ、高校3年・畠田瑠(18=第一薬科大付高)が1オーバーの73で回り初優勝。優勝した畠田には「大東建託・いい部屋ネットレディス」の2026年本戦出場権(条件付き)が贈られた。
開会式後に出場者全員で記念撮影を行った
プロを目指す女子ゴルファーに試合の出場機会を与えることに加え、協賛企業選手とプロアマ形式でラウンドすることで、交流の機会をつくることを目的に20年8月にスタート。節目の20回目を迎えた今大会には、小学5年のジュニアから30代の女子ゴルファー95人と、協賛企業などから38人の過去最高となる133人が出場した。
優勝した畠田瑠のティーショット
畠田は、昨年12月に行われた第18回大会のジュニア枠で初出場し初優勝。今回は一般枠で初出場して初優勝を飾るなど縁起の良い大会となった。「前半ルールを間違えてしまい1打罰で36となり、後半も最終ホールでボギーを打ってしまい37となってしまったのですが、自分的には難しいコースで良いプレーができたかなと思います。今日はショットも何も考えずにきれいに打てましたし、パターも少し入ってくれたので、良かったです」と、自身のプレーを振り返った。
表彰式で自身のプレーを振り返りながら、優勝した喜びを伝えた
今後は年内にプロテストを受ける予定で、副賞の「大東建託・いい部屋ネットレディス」にはプロテストに合格して出場したいと話す。続けて畠田は「プロになったら、色んな人に優しくなりたいし、対等に笑顔でふるまって、大谷翔平選手みたいになりたいです」と、皆から愛されるプロになりたいと明確な目標を笑顔で話した。
今大会でホールインワンを達成した黒木優香
なお、今大会で黒木優香(22)が14番ホールで自身3度目となるホールインワンを達成したほか、ジュニア枠で高校3年・高田優妃(18)が優勝した。
ジュニア部門で優勝した高校3年・高田優妃
表彰式の最後に、TOP CONNECT社が年間スポンサードを行い、協賛金を支給する女子枠3選手(金子怜愛、町田涼紗、中島萌絵)、ジュニア枠3選手(高田優妃、黒須愛生、崎浜ゆい)の計6選手を発表した。
TOP CONNECT社の年間スポンサードを受けることになった6選手(写真前列右から)崎浜ゆい、TOP CONNECT内田雅章社長、町田涼紗(同後列右から)高田優妃、黒須愛生、金子怜愛、、中島萌絵
なお、次回はMizknaが特別協賛し、茨城・静ヒルズカントリークラブで第21回大会を10月2日に開催する。
開会式で挨拶を行った主催社のTOP CONNECT代表取締役 内田雅章 氏
記念すべき第20回大会を特別協賛した大東建託 取締役 上席執行役員 人的資本経営本部長 田中 良昌 氏
大会当日(6月6日)に53歳の誕生日を迎えたスキージャンプの葛西紀明選手が笑顔で挨拶
主催社・TOP CONNECT 代表取締役 内田雅章 氏 ↑ ↓
「今回でTOP CONNECTレディースが20回目を迎えたこと、本当に嬉しく思います。ここまで続けてこられたのは、私自身の思いだけでなく、多くの方々の応援があってこそです。さらに今回は、女子プロトーナメントを主催する大東建託様が冠スポンサーとしてご賛同いただき、大きな自信にもなりました。今後はこの大会からプロテスト合格者を多く輩出し、『プロ合格者の半分はTOP CONNECTレディース経験者』という世界観を築いていきたいと思っています。スコアだけでなく、人から愛されることで活躍する選手も出てきてほしい。それぞれの個性を活かしながら、自分らしい道で頑張ってほしいと願っています。」
(写真左から)大東建託 常務執行役員 不動産事業本部長 守 義浩氏、同・上席執行役員 人的資本経営本部長 田中良昌氏
大東建託 常務執行役員 不動産事業本部長 守 義浩氏 ↑
大東建託 上席執行役員 人的資本経営本部長 田中良昌氏
「昨年6月からTOP CONNECTレディースに参加し、今回冠スポンサーとして関わらせていただけることを大変光栄に思います。(TOP CONNECT社の)内田社長の「女子プロの登竜門となる大会をつくりたい」という熱い思いに共感し、支援を始めました。昨年の大会で優勝した選手が、実際に全米オープンに出場されたことは非常に感慨深く、私たちが『世界に羽ばたく選手が出てほしい』と願った言葉が現実となり、大きな喜びを感じています。これからも、こうした場から未来のトッププロが一人でも多く生まれることを願い、引き続き支援を続けてまいります。女子ゴルファーの皆さんには、世界を目指して頑張ってほしいと思います。」
サイバーエージェント 常務執行役員 石井 洋之 氏 ↑ ↓
「試合経験を通じて、どんどん上手くなっていってほしいです。また、試合でしか感じられないことがあると思うので、それも身につけていってほしいです。3か月に1回というスパンで開催されているので大変だとは思いますが、ゴルフ界にとっても意味のあることなので続けていってもらいたいと思います。これからもっと試合経験を積んで、世界で活躍してください。」
マツキヨココカラ&カンパニー 取締役 山本 剛 氏 ↑ ↓
「日本の女子ゴルファーが世界で素晴らしい活躍を見せている今、次に続く選手たちの台頭にも大きな期待が寄せられています。今回の大会も歴史を重ね、若い選手たちが貴重な経験を積める絶好の場となっており、これからも末永く続いてほしいと願っています。今後、多くの選手がこの舞台をきっかけに飛躍し、世界で堂々と戦い、輝く姿を見せてくれることを心から楽しみにしています。これからも頑張ってください。」
税理士法人渡邊リーゼンバーグ 代表社員 渡邊 哲人 氏 ↑ ↓
「日本から世界で活躍するスポーツ選手はまだ多くない中、今日の若い女子ゴルファーの皆さんには、ぜひ将来、世界に羽ばたく気持ちでプレーしてほしいと思います。こうした大会は若手育成にとって非常に重要な機会であり、我々経済人も支える責任があると感じています。若い世代の成長を後押しできるよう、今後も応援していきたいです。」
くまのみ 代表取締役 池田 秀一 氏 ↑ ↓
「プロを目指す若手女子ゴルファーの皆さん、本当に素晴らしい挑戦だと思います。努力を重ねる姿勢は多くの人に勇気を与えてくれます。自信を持って進んでください。私もゴルフを始めて3年ほどになりますが、練習の積み重ねが何より大切だと感じています。皆さんのこれからの活躍を心から祈っています!」
「挑戦を恐れず、日々努力を重ねる皆さんの姿には、いつも大きな刺激と感動をもらっています。これからも自分の力を信じて、最高のプレーを目指して前進していってください。この大会は、若い選手たちの成長を間近で応援できる貴重な場であり、開催されていることに心から感謝しています。今後も選手の皆さんには、自分らしく生き生きとゴルフに取り組み、世界を舞台に活躍してくれることを期待しています。応援しています。」
日本クオリティーエステート 代表取締役 細野 貴之 氏 ↑ ↓
「女子ゴルファーの皆さんには、困難な環境の中でも前向きに取り組み、ゴルフ界全体を盛り上げながら頑張ってほしいと思います。私自身も選手を支援していますが、活躍の場が広がるこうした大会は本当に素晴らしい取り組みだと感じています。今後も多くの選手が輝けるよう、引き続き応援していきたいです。」
ユニコーン・パートナーズ 代表取締役社長 山田 康晴 氏 ↑ ↓
「女子ゴルファーの皆さんには、ぜひ夢を諦めずにプロを目指して頑張ってほしいと思います。こうした大会は若い選手を応援する素晴らしい機会で、私の会社でも現在2名の若手プロを支援しています。今後もこのような場を通じて、志のある選手が成長し、プロの世界で羽ばたいていくことを心から願っています。」
スキージャンプ 葛西 紀明 選手 ↑ ↓
「私自身ゴルフが好きで何回も参加させていただいています。また、未来ある選手たちの良いプレーを見て、日々一生懸命練習されているのを感じています。そして、たくさんの選手たちが活躍していってほしいと願いながら応援しています。試合の場があるからこそ選手たちは負けたくない、勝ちたいという気持ちが出てくるのだと思います。その気持ちは世界にも通じていくと思うので、この大会はとても良い大会だと思います。私と一緒に日本、そして世界を盛り上げて行きましょう。」
クラブハウス前に展示された「トライク」の前で写真に収まるGORDONエンタープライズ 代表取締役 萩原 勇 氏
「子どもの頃に憧れたスーパーカーや戦闘機を、大人になった今、自分の手で再現して楽しめる。それがこのトライクの魅力です。デザインにはガンダムのような遊び心も取り入れつつ、高級感を兼ね備えています。所有することで満たされる特別な満足感があります。そして普通自動車免許で運転可能なのも魅力のひとつ。公道を走れば、注目を集めること間違いなしです。また、女子プロを目指す選手の皆さんの実力と、礼儀正しさには本当に感心しました。ゴルフは素晴らしいスポーツだと思いますね。」
SHOWROOM 営業部 エリアデベロップメントグループ シニアエグゼクティブプロデューサー 松岡 敦司 氏
「SHOWROOMは、投げ銭をメインとしたライブ配信サービスで、全国のテレビ局との連携により、多岐にわたる番組制作に携わっています。特に、ゴルフ中継に多く関わる中で、私は未来のプロゴルファーを育成するお手伝いができればと考えています。そこで、プロを目指す若手ゴルファーを支援する企画を立ち上げ、SHOWROOMのプラットフォームを活用し、サポートしていきたいです。この企画を通じて、夢に向かって努力する若手ゴルファーを応援し、彼女らが世界へ羽ばたくための力になりたいです。ぜひ、一緒にゴルフ業界を盛り上げましょう。」
「ゴルフとカーボン素材には高い親和性があり、洗練されたデザインや性能を重視する方々にとって、非常に魅力的な組み合わせです。弊社MON CARBONEでは、高品質なトレノカーボンファイバーを使用した製品を展開しており、ゴルフを愛する方や車好きの方々に共感していただけるような商品づくりを目指しています。近年、男子女子ともにゴルフ業界は大いに盛り上がりを見せており、その熱量に刺激を受けています。私たちもこの波に乗り、ゴルフをより一層楽しめるライフスタイルを提案しながら、業界全体の活性化に貢献していきたいと考えています。ぜひ一緒にゴルフの楽しさを広げていきましょう。」
優勝した畠田瑠はベストドレッサー賞も併せて受賞した
「姉のゴルフ姿に憧れ、私もクラブを握りました。高校3年生になった今年、プロゴルファーになるという長年の夢が、いよいよ現実味を帯びてきました。まずはプロテストに合格し、夢への第一歩を踏み出したいです。その先には、レギュラーツアー予選の通過、そして優勝という大きな目標があります。日本のトッププロとして活躍し、ゆくゆくは世界の舞台へ羽ばたきたい。特に、松山英樹プロのように、どんな状況でも諦めない強い精神力と、ここぞという時に最高のパフォーマンスを発揮できる集中力を身につけたいと強く願っています。彼のゴルフは、私にとって常に大きな刺激であり、目標です。まだまだ道のりは長いですが、情熱と努力で必ず夢を実現させます。」
ジュニア部門で優勝した高田 優妃 ↑ ↓
「ジュニア部門で初出場・初優勝できて、本当に嬉しく思っています。TOP CONNECTレディースは、選手ひとりひとりに真剣に向き合ってくれる素晴らしい大会で、自分のように世界を目指す若い選手にとって、とても心強い環境だと感じました。今日は前半がほぼ完璧な内容で、そこが勝因になったと思います。後半は風の影響もあり、思うようにいかない場面もありましたが、全体としては収穫のあるプレーができました。今後もさらに実力を高め、上のステージを目指して頑張っていきたいと思います。」
ベストドレッサー賞を受賞した川合 杏奈 ↑ ↓
「ベストドレッサー賞に選んでいただき、ありがとうございます。今日はゴルフ場に映える色合いや、動きやすさ、シルエットの美しさを意識してコーディネートしました。プレー自体は納得のいく内容ではありませんでしたが、私はティーチング活動も行っているので、今後も知識を深めながら、選手としても指導者としても成長していきたいと思います。」