10月4日付 スポニチ紙面

三上73 首位並走儀保

全国9地区を勝ち抜いた選手にシード選手を加え、社会人日本一へ向けた戦いがスタートした。速いグリーンに強風の下、三上陽二郎(25)と儀保和(29)が1オーバーの73で首位を並走。昨年優勝の水上晃男(52)が76で3打差の13位につけた。最終日も18ホールで争われ令和初の王者が決まる。なお大会成績は、別掲アドレスの大会ホームページに掲載される。

16番、ティーショットを放つ水上晃男

3差水上連覇へ 「チャンスある」 〇…昨年2度目の優勝を果たし永久シードを獲得した水上は1バーディー、4ボギーの76。3打差のスタートに「パープレーを目標にしましたが、風の判断が難しくて。でもショットは悪くない」と表情は明るかった。先月末は日本シニアオープンに出場し見事ローアマを獲得。「プレッシャーの中でプレーする体力の不足を感じた」という。連覇、3度目の優勝へ3打差を追うが「明日は天気が荒れそうで、風が吹けばチャンスはあります」と逆転へ意欲を見せた。

初出場儀保意欲 「赤字出したい」 〇…三上と並び首位スタートの儀保は九州大会を2位で通過し、初出場。沖縄出身で沖縄テレビ放送に勤務しており、現在は東京支社で営業や番組企画に携わっているが、九州旅行と九州大会の日程が重なり出場し全国切符をつかんだ。1日まで茨城国体に沖縄代表で出場し、背中痛のためハリ治療を受けながらのプレーで「前半は普段と違う球ばかりでしたが、後半は何とかごまかせた。明日は何とか赤字(アンダー)を出したい」と意欲的だった。

▽主催
スポーツニッポン新聞社
▽後援
スポーツ庁、日本ゴルフ協会、毎日新聞社
▽協賛
アサヒビール、住友ゴム工業

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