20~30代の将来有望な女子ゴルファーたちにプレーする機会を提供しようと、今回で4回目となるTOP CONNECT(本社・東京都中央区)が主催する「TOP CONNECT Presents UUUM GOLF ディース」が4月6日、茨城・稲敷郡のイーグルポイントゴルフクラブ(6185ヤード、パー72)で行われ、5バーディー、2ボギーの3アンダーの69で播磨知優(はりま・ちひろ)選手(23)が優勝した。
7月にLPGA(日本女子プロゴルフ協会)が開催する「GMOインターネット・レディースサマンサタバサグローバルカップ」の舞台で行われた本大会は、48人の女子ゴルファーたちが花冷えの寒さの中、熱戦を繰り広げた。3月に行われた2021年度LPGAプロテスト一次予選を通過し、5月の同・二次予選に向けて調整を続けている播磨選手が、得意のパターが冴えて、3アンダーの69で優勝し、賞金30万円と約30万円相当の副賞を手にした。
小学2年からゴルフを始め、子どもの頃から宮里藍に憧れて女子プロゴルファーを目指してきたという播磨選手は「スタートがボギーとなり、少し弱気な気持ちになりましたが、その後ロングパットが随所に決まり、前半で4バーディーと波に乗れて、頑張ることができました」と、笑顔で優勝の喜びを伝えた。
3月のプロテスト一次予選を通過した播磨は「今回でプロテストは5回目の挑戦ですが、プロゴルファーになれたら、レギュラーツアーに出場し何勝もして、宮里藍さんみたいに皆から愛されるゴルファーになりたい」と、5月の二次予選、6月の最終プロテスト通過を目標に子どもの頃に抱いた夢の実現を目指していく。
なお、表彰式では冠スポンサーとして大会の開催に協力したUUUM㈱代表取締役社長CEOの鎌田和樹氏が「私自身ゴルフが大好きで、個人競技の中ですごく嬉しい事もあったり、悔しい事があったりして、これほど一喜一憂できるこんなスポーツはないと思います。本日のご縁を大切に頑張ってください」と、出場選手たちに対して激励のメッセージを送った。
最後に、同大会を主催したTOP CONNECT代表取締役の内田雅章氏は「年間4回ぐらい開催していきたいと思います。次回は7月26日に開催を予定しています」と、今後も女子ゴルファーたちの応援を約束した。