社会人ゴルフ選手権関東リベンジ大会詳報

内閣総理大臣杯第51回日本社会人ゴルフ選手権
関東リベンジ大会　成田ゴルフ倶楽部

……………《２６日》……………
千葉県　成田ＧＣ（６９１３ヤード、パー７２）参加１１４人

田中トップ通過
関東予選を通過できなかった選手がラストチャンスに挑んだ。田中祐太郎（３１）が６バーディーを奪い、ただ一人のアンダーとなる２アンダー、７０でトップ通過。上位２７人が９月１４日の関東大会（埼玉・日高ＣＣ）に進出した。

コロナ禍転じて／初参戦関東進出
〇…トップ通過の田中はミズノのゴルフ事業部でプロのサポートを担当している。シーズン中はツアーに同行するため競技会参加はままならないが、今年は新型コロナの影響でツアーは軒並み中止。「時間ができたので挑戦してみたい」と初参加した。千葉予選は涙をのんだが、出直しの今回は「新しいドライバーが好調でパターも入ってくれました」と７０をマーク。来週にはフジサンケイで待望の男子国内ツアーが再開とあり「来週はツアーで頑張ります」と元気いっぱいだった。

４６歳饒田が２位／パター練習奏功
〇…３打差２位で通過した饒田（にぎた）は全国大会の経験もある４６歳。町田市の水産加工業者に勤め、コロナ禍により「とてもゴルフをできる状況ではなかった」。再開したのは７月からで、千葉予選は２打及ばなかった。八王子在住で成田ＧＣは初ラウンドとあって、大きなグリーン対策に「スタート前に１時間半、距離感をつかむパター練習をしました」と、特訓の成果を口にした。

・大会結果