初出場で初優勝した久世夏乃香(写真後列中央)を祝福する協賛社たち
TOP CONNECT(本社・東京都中央区)が主催する「ミツカン presents 第18回TOP CONNECTレディース」(賞金・賞品総額1000万円)が29日、兵庫・三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(6361ヤード、パー72)で行われ、久世夏乃香(21=フリー)が6バーディー、3ボギーの69で回り、初出場初優勝を飾った。
開会式後に出場者全員で記念撮影
プロを目指す女子ゴルファーに試合の出場機会を与えること、さらに協賛企業とプロアマ形式でラウンドすることで交流機会をつくることを目的に20年8月にスタート。今回は、来年開催予定の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」へのマンデー予選会出場権が一般選手のほか、ジュニア選手にも付与されることもあり、ジュニア部門も新設された。プロを含む女子選手62人、ジュニア選手31人のほか、協賛企業なども含め延べ129人が出場した。
優勝した久世夏乃香のティーショット
優勝した久世は、大阪府出身、5歳の頃からゴルフを始め、高校3年時には関西高校ゴルフ選手権でも優勝を飾るなどの実力者。高校卒業後は、進学せずにプロテスト合格を目標に川西直樹コーチに師事し、日々、腕を磨いている。初参加となった今大会に「優勝できて嬉しい。豪華な賞品をたくさんいただいてびっくりしている」と満面の笑顔を見せた。
優勝した久世はこの日のプレーを振り返るとともに、来年度のプロテストでのリベンジを誓った
プレーについては「風が強く、身体も寒くて厳しかったが、パターが良く決まってくれた」と振り返った。今年度、4度目の挑戦となったプロテストは、最終プロテストで合格ラインに2打差及ばなかったが、気持ちを切り替え、体幹を鍛えるなど、来年度の合格に向け、着々と取り組んでいる。
今大会で新設されたジュニア部門で優勝した高2の畠田瑠
なお、ジュニア部門は畠田瑠(第一薬科大付高2年)が優勝し、来年開催予定の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」へのマンデー予選会出場権が贈られた。
表彰式の最後に、次回(第19回)大会の開催について発表したTOP CONNECTの内田雅章社長
次回、第19回大会は、来年3月18日に茨城・イーグルポイントゴルフクラブで開催される。TOP CONNECTの内田雅章社長は「この大会は華やかさを目的としていない。参加選手がまた出たくなる大会をとなるよう、選手に特別な機会を提供できればと思っている。」と、今後のさらなるバックアップを約束した。
開会式で挨拶を行う主催社のTOP CONNECT 代表取締役社長 内田雅章 氏
吉野家 執行役員 外販事業本部 本部長 宮之原義人氏
TOP CONNECT 代表取締役社長 内田雅章 氏 ↑ ↓
「今回の大会は、女子プロ選手約70名とジュニアゴルファー30名が参加する、日本初ともいえるゴルフの大会になります。小学校4年生から75歳のアマチュアゴルファーまで、世代を超えたゴルフ対決が実現しました。また、多くのスポンサーの皆様のご協力を得て、今回も盛り上がる大会を開催できたことに感謝しています。この大会は年に4回開催しておりますので、今後もさらに充実した内容でお届けできるよう努力してまいります。乞うご期待ください!」
ミツカンCRM本部 メディアPR課 課長 田中 保憲 氏
「私たちが提供する『食』と『スポーツ』は深い関連性があり、アスリートにとって『食』は不可欠な要素です。これからも健康を大切にし、食を通じて体を整えながら活躍していただきたいという願いを込め、ミツカンとして応援しています。今回ご紹介する「Fibee(ファイビー)」は、発酵性食物繊維をコンセプトにした新ブランドで、料理をしない方にも手軽に取り入れられる商品です。善玉菌を育て、体の中から元気になることを目指して開発しました。ぜひアスリートの皆様にもお試しいただきたいと思います。」
大東建託 取締役 常務執行役員 不動産事業本部長/大東建託パートナーズ 代表取締役社長 守 義浩 氏 ↑ ↓
「今回、当社は『大東建託いい部屋ネットレディス』の本大会出場権をかけたプレーオフに、大会優勝者が参加できる権利を協賛しています。女子ゴルファーの皆さんには、プロとして早く活躍の場を広げ、この業界をさらに盛り上げていただきたいと願っています。本日はプレーを通じて皆さんと楽しい時間を共有しながら、未来のスター選手たちの活躍を間近で応援できることを心から楽しみにしています。」
吉野家 執行役員 外販事業本部 本部長 宮之原 義人 氏 ↑ ↓
「幅広い世代の方に、牛丼を楽しんでいただきたいという思いと、若い世代をさまざまな形で応援したいという気持ちから、今回の大会に参加させていただきました。選手の皆さんと楽しくゴルフをしながら、若い選手たちのエネルギーや姿勢に触れることで、自分自身もゴルフのマインド面を学べたら嬉しいです。このような貴重な交流の場を通じて、世代を超えてゴルフを楽しめる機会に感謝しています。」
さとの雪食品 代表取締役社長 植田 滋 氏 ↑ ↓
「以前からTOP CONNECT社と付き合いのある役員をきっかけに、今回のTOP CONNECTレディースに参加しました。ゴルフは普段から健康のためにほぼ毎週やっています!その成果として今日は100を切れるように頑張ろうと思っています。また一緒にまわる女子ゴルファーさんと一緒になんとか18ホール回りきってきます!」
京ろまんグループホールディングス代表取締役 兼 グループ代表 郡 史朗 氏 ↑ ↓
「(TOP CONNECT社の)内田さんとは20年近い付き合いがあってお誘いいただき、今回は関西での開催ということで参加させていただきました。弊社は着物の店舗や写真スタジオ、エステサロンなど女性の方が喜ばれるお店を複数展開しています。着物は来年で創業40年を迎えることもあり、女性の方に喜んでもらえるように、幻の〝辻が花〟と呼ばれるお着物を協賛させていただきました。私自身はゴルフを月に2~3回程度やっていまして、今回は女子ゴルファーの方にいろいろご指導いただこうと思っています。」
ジョルジオアルマーニジャパン マネージャー 林 淳二 氏 ↑ ↓
「今回は(TOP CONNECT社の)内田社長とのご縁で参加させていただきました。大会ではスコア84を目指して頑張りたいと思います!女子ゴルファーの賞金女王である山下美夢有選手がジョルジオアルマーニを身にまとい、華やかにプレーしている姿に感銘を受けました。ぜひ、皆さんも〝ジョルジオアルマーニ〟を着て大会に参加し、自信を持ってプレーを楽しんでいただけたら嬉しいです。この場での交流が素晴らしい思い出になるよう願っています。」
宝牧場 代表取締役 田原 哲也 氏 ↑ ↓
「今回の大会が『良い肉の日(11月29日)』ということで、牛に関する製品を作っている私たちも、頑張る皆様のお役に立てればと思い、協賛させていただきました。ゴルフを通じて、若い世代の方々と一緒に回れることを心から楽しみにしています。このような大会での交流が、新たな発見や刺激となることを期待しています。これからも皆様の健康や活動を、美味しいお肉を通じて応援していけたら嬉しいです。」
元プロ野球選手/㈱20 代表取締役 服部 泰卓 氏 ↑ ↑
「普段は、週に1~2回プレーする感じでエンジョイゴルフをしています!ゴルフはコロナきっかけに本格的にやり始めました。実は(TOP CONNECT社の)内田さんとの出会いは、つい最近で1~2ヶ月前の話なんです(笑) 。ゴルフコンペで同じ組というご縁もあって、お誘いいただきました。初めての参加で、皆さんにご迷惑をおかけしないか不安ではありますが、僕は僕ということで今日も変わらずエンジョイゴルフを貫いていこうと思います!」
協賛社:吉野家 ブース
「SPEEDIA(スピーディア)は、ダチョウの研究を通じて、今年の8月からスキンケア商品を販売しています。研究結果からダチョウの脂は利点が多くあり、脂は20-30度あたりで溶けるということから、人間の肌に浸透しやすいことが分かりました。それを活かしたオーストリッチのブースターオイルや、エイジングクリームに加えて、最近新しくハンド&ボディケアミルクを開発しました。吉野家さんで業務されている方の声から始まり、水仕事で乾燥して手荒れがひどくならないように作られたものです。是非使ってみて下さい!」
協賛社:タイムワールド ブース
「今回PRさせていただいているのは、酸素ボックスです。酸素カプセルとは違って、狭いところが苦手な方にもご利用いただけます。また、搬入もボックスだとパーツで組むので、基本人が通れるところでしたら組み立てが可能となっています。ボックスの中に入ることで、気圧の変化で血管がキュッと閉まり、血流が良くなるといったことや、リンパの流れが良くなるのでデトックスにも繋がります。また、気圧の力で血液に溶け込む酸素になっていますので、通常の呼吸の2倍の酸素が入り、疲労回復・睡眠の質が良好になります。
協賛社ブース:レッツ(ゴルファー専用飲むゼリー)ブース
「弊社は、ゴルファー専用の飲むゼリーを販売しています。3つのステップに分かれていて、まずラウンドする前日に飲んでもらいます。なぜなら、良い睡眠をとるというところから、試合のパフォーマンスに関係してくると考えているからです。そして、当日の朝、ラウンドする30分前までには飲んでいただいて、朝食をしっかりとエネルギーに変えるサポートをします。3つ目が試合の後半途中で飲んでいただくもので、集中力が切れたり疲労が溜まってきたりしたところで、ビタミンCとブドウ糖が多く入ったゼリーを飲んで下さい。そのような3ステップでゴルファーの方を支える飲むゼリーとなっています。」
協賛社 :さとの雪ブース
「『たかが豆腐、されど豆腐』。私たちは、大豆とにがりだけでいかに美味しく作るかにこだわり、手間ひまを惜しまず安心安全な豆腐をお届けしています。良質なタンパク質を手軽に摂れる豆腐は、ゴルファーにも最適な食品です。特に、女子ゴルファーの皆さんには、健康とともに輝いて活躍してほしいと願っています。」
女子ゴルファー部門で初出場初優勝した久世 夏乃香
「優勝でき、賞金50万円は嬉しいです!よく関東での遠征や試合が多いので、今回の賞金はそれに回そうと思っています。今日は風が強く、球のコントロールが難しかったのですが、パターでバーディーをたくさん決めることができ、スコアを伸ばせたと感じています。ただ、途中風が強く吹いたことに動揺したのか、池に入ってしまいました。そこを仕切り直して、冷静にプレーできたら、もっと良かったと思っています。今年からプロ宣言して、お金を稼げるようにもなったので、来年もプロとしてやっていけるように日々精進していきます。」
女子ゴルファー部門 準優勝の庄内理湖 ↑ ↓
「今日は風が強く、寒さも厳しい中、難しいコースでのラウンドでしたが、アンダーパーを目標に挑みました。最近は不調が続き、プロテストでも惜しくも結果が出せず、悔しい思いをしてきましたが、今回準優勝することができ、とても嬉しいです。この時期は飛距離も出にくく、簡単にボギーが出てしまうため、安定してパーを取ることを心がけ、チャンスがあればバーディーを狙いました。今後はプロテスト合格を目指し、ツアーで活躍しながら世界で戦える選手になりたいです。」
女子ゴルファー部門第3位の貞永 葵生 ↑ ↓
「寒い中でのゴルフは苦手で、不安がいっぱいでしたが、バーディーチャンスが続いたおかげで、最後まで頑張ることができました。攻めるべきところでは積極的に攻め、守るべきところはしっかり守る、というプレーが功を奏したと思います。この結果に満足せず、次は優勝を目指してさらに努力していきたいです。この経験を糧に、もっと成長した姿をお見せできるよう頑張ります。」
新設されたジュニア部門で優勝した畠田瑠
ベストドレッサー賞を授賞した橋口杏 ↑ ↓
「ベストドレッサー賞は、狙いにきていたので、当然の結果だと感じています!冬といえば〝人が恋しくなる、恋愛ソング〟といえば『平成の西野カナさん』ということで、西野カナさんを意識してギャルコーデを組みました。実は今日着ていた服装は、神戸の商店街にあるギャル服専門店で買ったもので、それをゴルフウェアとして着ていました!ちなみに、唯一ゴルフウェアだったのは、ヘンリークラブさんのレッグウォーマーです。時代はゴルフウェアではなく私服です!」
ベストドレッサー賞を授賞した元内 ゆう ↑ ↓
「今回は、ご提供いただいたアイリッシュモンさんのブラックコーデで、参加させていただきました。この素敵なコーディネートでプレーできたことに加え〝ベストドレッサー〟として選んでいただき、賞品までいただけてとても嬉しいです。このコースは難しい部分も多かったので、次回はさらに攻略法を考えながら挑戦したいと思います。大会を通じて素晴らしい体験ができたことに感謝しています。」