第3回TOP CONNECT カップで初優勝した高野碧輝(写真中央)を祝福する協賛社たち
プロアマ形式のゴルフ大会「吉野家 presents 第3回TOP CONNECTカップ」(スポニチ協力)が1月17日、茨城・太平洋クラブ美野里コース(6902ヤード、パー72で行われた。
開会式終了後、出場者全員で記念撮影
35歳以下の男子プロ57人、ジュニア22人、アマチュア41人が参加し、1イーグル、6バーディーの66をマークした高野碧輝(たかの・あおき、27=フリー)が優勝した。優勝した高野には、賞金50万円と、5月に埼玉・太平洋クラブ江南コースで行われる「太平洋クラブチャレンジトーナメント」本戦出場権を獲得した(※高野は既にチャレンジトーナメント出場権を持っているため、準優勝の溝口雄太に権利を移行)。
優勝した高野碧輝のティーショット
前半は2アンダーにまとめ、後半は2番でイーグルを奪うなど爆発。6アンダー66で回り、2位に2打差をつけて優勝した。「ショットもパットも良かった。特に2番は本当にいいショットだった」と自賛した。
表彰式で優勝の喜びを伝えた高野碧輝
拓大紅陵―東北福祉大卒という経歴を持ち、今後が期待される逸材。「今年はチャレンジをメインに出て、レギュラーも出られる時は頑張る」と話したように、飛躍の年にする考えだ。「太平洋クラブチャレンジトーナメント」へ向けては「去年は出られなかったが、相性のいいコース。そろそろ勝てるのではないかと思っている」と頂点を見据えた。
若手選手の育成とゴルフ界の発展を目的に行われた大会は盛況。フリーの高野は「スポンサーがほしい」と話し、所属探しにも力を入れるつもりだ。
表彰式の最後にTOP CONNECT内田社長が若手選手への激励メッセージと協賛社への感謝の気持ちを伝えた
表彰式の最後にTOP CONNECT代表取締役・内田雅章氏は「次につながるように頑張ってほしい」とスピーチ。若手選手を激励し、協賛社への感謝の気持ちを伝えた。
開会式で主催社を代表して挨拶を行ったTOP CONNECT代表取締役 内田雅章 氏
特別協賛社として今大会を盛り上げた吉野家 執行役員 外販事業本部長 宮之原 義人氏
主催社・TOP CONNECT 代表取締役 内田雅章 氏 ↑ ↓
「男子プロゴルファーの方々には、スポンサーやギャラリーから愛されることを意識してほしいと思っています。この大会を通じて、スポンサー契約のチャンスや人と人とのつながりが、広がることを期待しています。また、参加者が『また来たい』と思えるような大会にしていければと思います。」
吉野家 執行役員 外販事業本部長 宮之原 義人 氏 ↑ ↓
「私たちは、店舗で牛丼を中心とした商品を提供していますが、こうしたスポーツイベントで食を提供できることを光栄に思います。ゴルフをされる皆様の活力になれば嬉しいです。普段から夢に向かって努力されている方々が、異なるシチュエーションの中で、私たちの提供する食事を通じてさらに良いプレーを実現してほしいと思います。プロゴルファーと一緒にラウンドを回ることで、私自身も少しでも技術を向上させたいです。」
元プロ野球選手:山本 浩二 氏 ↑ ↓
「今回初めての参加となりますが、若手ゴルファーを育成するという趣旨のこの大会は、非常に素晴らしい企画だと思います。大会に出場する機会が少ない中、参加される選手の方々には、この大会で良い結果を出し、次のステージへ進むきっかけを掴んでほしいです。」
セガサミーホールディングス 広報室 スポーツ事業推進部ディレクター 松尾 武朗 氏 ↑ ↓
「私たちも男子プロゴルフツアーを主催していますが、今回の大会では、TOP CONNECT様や冠スポンサーの吉野家様など、多くの企業が協力されています。昭和から令和に時代が移る中、ゴルフ市場の勢いが低下していると感じますが、この様な大会が選手を応援する場として大きな役割を果たすことを期待しています。私もチャンピオンティーを回ることに緊張しますが、全力で頑張りたいと思います。
日本M&Aセンター 執行役員 TOKYO PRO Market事業部長 幸亀 努 氏 ↑ ↓
「この大会をきっかけに、参加される選手の皆様、そして協賛企業様が、多くの人と出会い、繋がっていくことで、更に人脈を広げていただければと思います。また、この素晴らしい大会が選手たちにとっての飛躍の場となることを願っています。私自身もベストを尽くして頑張ります。」
日本土地建物 代表取締役 神山 重子 氏 ↑ ↓
「この大会で良い結果を残し、更に上のステージに進めるよう応援しています。私も女子ゴルフ大会の主催をしていますが、この様な大会がゴルファーの活躍の場として重要だと感じています。私自身もゴルフが大好きなので、男子プロを参考にして少しでも上達したいです。」
キャメルゴルフ&ホテルリゾート 所属プロ・広報 山本 崇文 氏 ↑ ↓
「出場機会や試合数が減少する中、選手の皆さんにはこの様な大会をきっかけに成長へと繋げてほしいと思います。今回は、初めての参加ですが、少しでも協力できることを光栄に思っています。若手プロと一緒にラウンドを回るのは初めてなので、負けないように頑張りたいです。」
B-lConsulting.S 代表取締役 髙井 正樹 氏 ↑ ↓
「私自身、ラウンドするのは3回目なので、参加選手の方々と一緒に楽しみながら、この大会を盛り上げていければと思っています。今大会は初めての参加ですが、自己ベストを更新できるよう頑張ります。このような素晴らしい機会をいただき、感謝申し上げます。」
行知学園 代表取締役社長 楊舸 氏 ↑ ↓
「今回(TOP CONNECTの)内田さんからこの大会のお話をいただき『チャレンジしてみたい!』という思いで、参加させていただきました。実は、ゴルフを今までした事がなかったので、学び始めて数週間なんです。卓球くらいのスポーツなのだろうという軽い気持ちでいたので、本格的に学び始めてゴルフの深さに驚いてます。ですから、最後までラウンドできるか少し緊張しています。今回は選手の皆さんに迷惑かけず、なるべくボールを遠くへまっすぐ飛ばせるように頑張ろうと思います!」
COLOR 代表取締役 伴野 友彦 氏 ↑ ↓
「主催者(TOP CONNECT)の内田さんよりご縁あって、この大会に初めて参加させていただきました。ゴルフは気分転換にもなりますし、交流が深まる場なので好きです。一緒に回る方とのゴルフも、それ以外の時間の交流も楽しみたいと思っています。また、プロの方と一緒にラウンドさせてもらうのは、僕にとって貴重な経験になるので、有難い限りです。プロの皆さんに、迷惑をかけないよう楽しんでプレーをしてきます。」
アルバトロス 代表取締役 大道 洋一 氏 ↑ ↓
「男子プロは女子プロに比べると、盛り上がりに欠ける部分があるかもしれませんが、プロになったことがゴールではなく、そこがスタートであるという意識を持ち、粘り強く努力していただきたいです。このプロアマ大会では、普段接点のない方々との交流や人脈づくりを楽しむとともに、学びのある機会にしてほしいと思います。アマチュアもプロも互いに学び合い、実りのある1日にしたいです。」
優勝した高野 碧輝 ↑ ↓
「今年初めての試合で優勝でき、とても嬉しい気持ちです。いいスタートが切れたように思います。特に2番ホールのイーグルは、ショットが全て完璧で、そこからリズムに乗れました。今後の目標は、日本ツアーで賞金王になること、そして、日本を超えて世界で活躍することです。ゴルフをしながら世界を旅するようなゴルフプレイヤーになりたいです。」
4アンダーの68で惜しくも準優勝となった溝口雄太 ↑ ↓
「今年初めての試合で2位に入ることができて、本当に嬉しいです。ただ、ケアレスミスで大きなスコアを叩いてしまい、まだまだ改善が必要だと感じています。今日は一緒に回った(Value社の)池田能文社長に『男子プロの大会に来てよかった』と思ってもらえるプレーをしようと決意しました。今日のプレーを見て楽しんでいただけたなら、それが僕にとっても一番の成果だと思いますし、その気持ちが、結果的にいいスコアに繋がったのかなと思っています。これからも試合で結果を残せるように頑張ります!」
3アンダーの69で3位となった佐藤圭介 ↑ ↓
「ショットガンスタートは普段の試合では少なく、今回は14番ホールからのスタートでした。通常のラウンドとは異なる感覚で、戦略的にも1番ホールからのスタートとは違いました。インコースは良いプレーができましたが、アウトコースでの課題が残りました。今年はツアーでなるべく上位に入り、シード権を獲得することを目標にしています。」
1アンダーの71でジュニア部門で優勝した松谷崇嗣 ↑ ↓
「自分では、納得のいかないプレーも多くありましたが、優勝できたことは嬉しいです。最初と最後のバーディーパットが決まり、気持ちよく始めて終われたことが良かったです。途中、林に入れるなど苦しい場面もありましたが、リカバリーがうまくいき、この結果に繋がったと思います。今年から大学生として、4年間のうちにレギュラーツアーでの優勝を目指し、卒業後はプロとして活躍できるよう努力していきます。また、趣味でダーツにハマっており、坂口優希恵さんの大ファンです。彼女の動画からはゴルフにも活かせるメンタルやモチベーションを学んでおり、それが今回の優勝にも繋がったと感じています。」